先週の古書店散策 (1997年5月) 【暫定版】 

 〜 パリ・アムステルダム・ロンドン〜 by 散人 


五月のゴールデンウィーク明けから2週間あまり、 フランス・オランダ・イギリスへと出向きましたので、その時の成果などを簡単に記しておこうと思っています。 いまだ時差ボケの続く状況にて、旅日記や購入書籍の整理などもままならず、 それらの完成を待っているといつのことになるか全く判らない状況ですので、 とりあえず簡略暫定版にて失礼します。

まずは、パリでは、「佛蘭西古書通信」の泰俊さんのお世話になり、 蚤の市、古書市、古書店などを堪能することができました。 たまたま手に取って欲しくなったイラスト版の百科事典が あったのですが、LAROUSSE UNIVERSEL というものだそうで、こちらでは定評のあ る百科事典のイラスト版とのこと。確か20世紀初めの、かなり巨大な二冊本でした が、泰俊氏の交渉によって、80FR(約1600円)にて購入することが出来ました。(^_^) そこまではよかったものの、あまりに大きくて重く、 このまま持ち歩くのは本当に困難だと思われましたので、 泰俊氏の帰国時に一緒に送ってもらうことになりました。 おそらく購入価格以上の費用がかかるかもしれません。(T_T)

アムステルダムでは、いつもながらの市内のぶらぶら歩きを楽しみ、ダム広場近く の大きな書店兼古書店を発見。地下から4Fぐらいまで、かなりの品揃えでした。 英独仏はいうに及ばず、日本語の古本もありましたが、日本語のものは一般書が中心で たいしたものはないようです。 また、市内各所で、小さな古書店に何軒も遭遇し、 たまたまアムステルダム大学前にて、路上の古書市 にも遭遇しましたが、結局何も購入しませんでした。 こちらでは20世紀初頭に発行された日本関係の本がありましたが、 それなりの値段が付いており、購入を断念しました。

ロンドンでは、以前よく行ったCharing Cross近辺や大英博物館周辺の書店・古書店、 それと、これまたよくお世話になった市立図書館などに足を運びました。 かつて、ウェストミンスター区(City of Westminster)の図書館には、 日本語のコレクションがある館が二館あったのですが、 中国語などのコレクションは多数あるようですが、 ともに日本語の本は消滅していました。 図書館にしても、書店・古書店にしても、 私が滞在していた時(1988年〜1989年頃)とほとんど同じままで、大変懐かしく思えた所もありましたが、 もはや私の記憶が定かでない所、以前とは明らかに様相を一変させた所、廃業してしまった所もあり、 様々な感慨に耽りました。 そういったことはともかく、図書館での処分本、書店や古書店での新刊・古書ともに、 それなりに購入することができ、実質的にも成果があったように思っています。

そういったことらも、やはり最終出発地をロンドンにして正解だったようで、 往路は機内持ち込みの小さな手荷物一つでしたが、 ロンドンでは、書籍の持ち帰り用に小さな鞄を購入し、 帰路の搭乗チェックイン時、鞄の重さは18キロとなりました。

今回は暫定版ということで、図書館や書店・古書店の詳細、 購入書籍の詳細は書けませんでしたが、 また後日ということで、失礼します。乞うご期待!

97/5/29

散人


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