バイク購入記

教習所のこと


原付は原付でそれなりに満足しておりましたが、 原付だと色々規制も多いので、自動二輪の免許が欲しくなってきました。 といっても、大型バイクに乗って街を暴走したいという気はないので、 なるべくお金がかからず、簡単に免許が取りたいということで、 小型限定を申し込むことにしました。 3月末の消費税率値上げ直前のぎりぎりに申し込みを済ませ、 4月から練習を開始しましたが、5月は旅行で中断し、7月に再開したものの、 なかなか予約が取れずに、かろうじて8月中に終わりました。 いちおう自動車の免許があると、学科実技ともに短縮され、 自動二輪といっても、小型限定(125CC以下)ですので、 実技10時間、学科2時間ということだったのですが、 かなりのエネルギーを費やしてしまった気がします。 つめて教習を受ければ、1週間で十分なのでしょうが、 1週間に1回か2回程度しか予約が取れないと、 教習の前はコースを覚えたり、予習をしたりで、前日あたりから緊張していますし、 練習後は練習後で結構疲れますし、翌日までその疲れが残っていますので、 1週間に1回の教習でも、週のうちの3日間程度は教習のことが頭に浮かび、 結構エネルギーを奪われました。

それに、自動車教習所と言うと、自動車の運転免許を取った時は、かなり良い印象を持っていたのですが、 今回通った教習所は、どうも不愉快なことの多い所で、 結構、その不愉快な気分も翌日に持ち越し、 教習所の責任者宛に投書してやろうかとその文面を考えたりで、 そういうエネルギーの無駄もかなりあったようです。 そもそもその教習所を選んだ理由は、 家から近いことと費用が安いかったこと(税別で5万円台)が、一番の理由でもあるのですが、 結局、何度か補習を受けたり、検定で落とされたりで、2万円以上余計にかかってしまい、 あとから消費税分を入れて計算すると総計で9万円近くかかったようです。

自動車の運転免許を取ったのは、もう10年以上前のことですので、 その時の印象が良かったと言っても、 実際のところはよく覚えていないのですが、 教習所のあり方が随分異なるので驚いています。 人それぞれの好みもあるのでしょうが、教習の方針や指導員の質など、 入校前にチェックしておくのであったと悔やまれます。 今回の教習所で初めて知ったのですが、 入校する前に教習や検定の風景をチェックしに来る人がいるようです。

ちなみに自動車の運転免許を取得したのは長野県M本自動車教習所、 今回のバイクは京都の某教習所でした(誹謗中傷・営業妨害と言われると困るので伏せておきましょう)。 予約のシステムにしても、M教習所は、 当時もう既にコンピュータを使った予約システムで、好みの指導員が選べたり、 結構融通がきいていたように思うのですが、 某教習所には、そのようなシステムはありませんし、 予約が一杯であることが多くて、なかなか希望日がとれませんでした。

それに一番私が不信感を抱いたのは、 M教習所では、検定に合格してから、指導員や教習内容についてのアンケートがあったのですが、 某教習所では、検定の直前に、その検定を行う指導員がアンケート用紙を配布し、 その場で回収したことです。 検定の直前と言うことで、緊張もしていますし、 あまり長々と書いている気にもなれず、 もちろん、匿名のアンケートではありませんし、 しかも、検定を行う指導員に直接手渡すシステムです。 指導員についてや、受付の対応などの個別項目に続いて、 「この教習所を友人にも勧めたいと思いますか?」という項目もありましたが、 いくら私でも、「思わない」と正直に書くのも憚れますし、 かといっても、「是非勧めたい」などと書くと嘘になってしまいます。 とりあえず「わからない」という穏当な答えとしましたが、 どうも釈然としないものが残りました。 もしも、この某教習所が、 教習生から忌憚のない意見を聞き、 真摯な態度で今後の教習内容の改善に努めようという気があるならば、 検定で合格となった段階でアンケートを行う方が、 より公正な意見が聞けると思われますが、 自分たちに対する批判はなるべく聞きたくないということから、 検定の直前に検定員がアンケートを配布して回収するという形式にしているのではないかと思ってしまいました。

これで教習内容について抱いていた不満も一気に噴出した感じです。 多かれ少なかれどんな学校にしたところで、教え方の上手い人もいれば、どうしようもない人もいるでしょうし、 そもそも相性の良し悪しもありますので、個別にどうこういうつもりはありませんが、 批判は封じてしまえというようなこういうアンケートのやり方をされると、 教習所の姿勢そのものに問題があるのではないかと思ってしまいました。 おそらく、経営陣は、このアンケートの結果のみを知らされて、 その高い評価を信じているのかも知れません。


[バイク購入記]


Copyright (C) 1997 by namaste-net. ALL RIGHTS RESERVED.