リンク先として「反動!」のページでは、そのあたりの矛盾をついているように思われます。 学校名を公開することと、顔写真を公開すること、 少年法からすれば、ともに、違法行為であるそうですが、 法律の専門家でない私としては、倫理の問題として、 どちらがより、容疑者の少年の人権を侵害する行為であるかを問うことが意義深いと思っています。 小学館のホームページ からリンクされている「週刊ポスト」のページでは、 少年院の実態に関する記事があり、そこにおける人権侵害の様子や、 再犯率の高さなどが指摘されています。 これなどを見ると、顔と名前さえ公表しなければ、 十分に人権に配慮したことになるのだとでもいうような常識の問題点を 考えさせられる思いがしました。
97/7/16
それによれば、この全国紙の記者は、 PTAを代表してきたと自称する大学教授とともに業者を訪れ、 交渉の途中まで同席していたとのことです。 おそらく、「記事にして欲しくなかったたら、金を出せ!」 とまでは言わなかったのでしょうが、 この業者にしてみれば、お金を出したにもかかわらず、 新聞記事(全国紙S新聞大阪本社7/11夕刊)にされ、 そして行政からも処分を受けたそうです。
この大学教授と全国紙の記者の行為は、 業者の些細な失態につけ込んだ まさに「正義」をかさにきた暴力であり、 総会屋の仁義にももとる行為といえましょう。 (仁義と言えば、お金を貰えば記事にせず、 記事にするなら、お金を貰わないというのが仁義かと思うのですが……) というよりも、喫茶店などで、「こら、ゴキブリがはいっとるやんけ! どないおとしまえつけてくれるねん!」と恐喝する そのへんのチンピラと変わらないのかもしれません。 ただし、この事件の場合、 金銭授与の預り証を書いたのは教授の方であり、 この記者がどこまでこの交渉に関与していたかどうかは不明です。 ひょっとすると、この教授の用心棒代わりに利用されただけの可能性もありますが、 結果としては、恐喝の片棒をかつがされています。
「酒鬼薔薇」事件関連で、プロバイダーに圧力をかけた新聞記者(A新聞)が問題になっていますが、 この京都の給食納入業者恐喝容疑にかかわった新聞記者(S新聞)なども、 良く似たものかもしれません。 ともに、その記者がどこまで関与していたのかという点は不明ですが、 全国新聞の権威をかさに着て、なんとも恐ろしい限りです。
97/7/16 7/19追記