愛書家パティオログ 1998年1月〜12月
00134/00134 CXK02012 クレイン 誤記訂正
( 1) 98/04/14 11:24
小生、当HPにても、いくつか紹介させていただきましたが、奥付けにての発行年月
日などの間違い記載は多分、次版にて改正かしら。
「日本古書通信」の昨7月15日発行紙にて、安藤武氏が「『個人的な体験』の誤植
本と私家版」にても『個人的な体験』の某版にて、
昭和39年8月25日発行
昭和40年2月10日印刷←発行後印刷?
なんて珍本も紹介されてましたけど、まだまだ結構ありそうです。たいてい奥付け誤記
は、いつしか訂正されますよね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「源氏鶏太短編全集」集英社,3800,S43年発行は
目次に
たばこ娘 11
春の夢 91
微笑 30
愛情の悲しみ 39
・・・
・・・
・・・
天地神命 1103
と84編の短編小説が並ぶ、全1130ページ箱入り皮背装丁本です。
2編目の「春の夢」 91ページは正19ページのミスですが
これなんか、永久に改正される機会はありません。
500部限定、各冊番号入りの限定出版なのでした!。
00135/00139 QZI07024 ありす 初めまして
( 1) 98/04/17 22:03
愛書家パティオの皆さま、はじめまして。
愛書家ホームページとリンクさせていただいています、書皮友好協会のありす
です。
散人さんからリンクのメールをいただいて、愛書家HPを拝見したところ、
散人さんの古書店巡り報告があって、私もよく新刊書店巡りをするので、親近
感を覚えて、ココのパティオに入れていただこうと思いました。
私は静岡市に住んでいるので、散人さんの浜松の古書店巡り記を読んだら、
何故かすぐに家の近くの古本屋さんに行きたくなってしまったのです。
(私の家の近くには、昔ながらの街の古本屋さんが6件くらいあります。)
行ってみると・・・いつも古い絵はがきを売っている店に、ナント植民地時代の
朝鮮の絵はがきが1枚だけあってびっくり! (80年位前のかなぁ。)
関心があって集めている・・・といってもあまり市場に出ないらしく、神保町の
絵はがき専門の古書店で1枚見つけただけ。それが家のすぐ近くで売っていた
なんて。次の日からお祭りだったから、1日遅かったら売れてしまったかもと
いうこともあって、何だかご縁を感じました。
申し遅れましたけど、書皮友好協会とは・・・「本と本屋と本屋のカバーにこだ
わる活字中毒者集団」で、本屋のカバーを集めたり、品揃えの良い本屋の情報
交換をしたりってことを15年くらいやってます。(会員約百人。)
(「書皮」とは、中国語で「本の表紙」の意味なんですけど。(^^;)
あと、時たま会報を出して、年に1度「全国大会」と称して大集合して、(新・
古)書店巡りをして、人気投票で「書皮大賞」なんていうのを決めて賞状を持っ
ていったりして楽しんでます。
会の中にカバーコレクターは数人なんですが、私はその1人です。都会では、
古本屋でもオリジナルカバーのある店があるし、経済的理由もあって(^^;、古本
屋さんにも時々入ります。
皆さんの古書店回りの熱意には及びませんけど、時々こちらのパティオに寄ら
せていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。
◆◇ありす**QZI07024**◇◆
◆◇書皮友好協会**http://plaza20.mbn.or.jp/~bookcover/◇◆
00136/00139 GHF00401 小谷木孝仁 書皮友好協会
( 1) 98/04/19 07:23 コメント数:1
書皮友好協会ありす様
こんにちは!ここのメンバーで、小谷木と言います。読んで「面白い」古書の収集を
モットーに、神田・五反田古書会館そして世田谷三宿辺に出没しております。
「書皮」ですか・・・。本を含めて「紙もの」コレクターは多種多様ですが、さしずめ
「書皮」マニアは、本好きマニアが一番「おしゃれ」に「特化」した、コレクターさん
たちですよね。一度、開運お宝鑑定団にマニアの方が出演しておられて、コレクション
の数々を紹介しておられましたが、本好きにはこたえられないものでした。
そして「***書店」の「**年代の書皮」で「**柄」を探求中!ということで、
少なくない数のコレクターが存在するのだと、驚きもしました。
そんな「書皮」の世界やら、名書店の話やら、これからもUP期待しています。
4月21日〜24日は中野サンプラザ古本まつりですが、仕事が忙しくて行けない・・
。
GHF00401/小谷木
00137/00139 QZI07024 ありす それは私です(^^;
( 1) 98/04/20 18:35 00136へのコメント
>小谷木さん
こんにちわ。
早速レスをいただきありがとうございます。(^^)
>さしずめ「書皮」マニアは、本好きマニアが一番「おしゃれ」に「特化」した、
>コレクターさん たちですよね。
鋭いご指摘! おっしゃる通り、「お気に入りの本には、お気に入りのカバー
をかけて読みたい」という、ある種の「おしゃれ」ですね。
他にも、書皮(カバー)にこだわる店は、店(棚揃え)にもこだわりがある
(棚揃えがいい)んじゃないとも思っているんですが、最近どうも「いいカバー
の店がつぶれる」とか、「カバーはいいのに棚揃えがだめ」という店が増えて
きて、コレクターとしては悩みのタネであります。
>一度、開運お宝鑑定団にマニアの方が出演しておられて、コレクションの数々を
>紹介しておられましたが、本好きにはこたえられないものでした。
そーでしたか! そう言っていただけると嬉しいです。(^^)
その「マニア」はこの私です。(^^;
>読んで「面白い」古書の収集を モットーに、神田・五反田古書会館そして
>世田谷三宿辺に出没しております。
東京の方ですね。羨ましい〜。
私も東京在住中は、時々神保町に行きましたけど、もっぱら頻繁に変わる書皮
と栞が目当てで「書泉」ばかりでした。(栞も集めています。)
世田谷区三宿ってどこだろうと地図を見たら、日本民芸館の近くなんですね。
世田谷区といえば、3年ほど前に新聞で「世田谷の私鉄3沿線のふるほんマップ」
が出たっていうのを見て、下北沢の店にもらいに行ったことがあります。
気が向いた時しか古本屋さんに入らない私は、その店では欲しい本ばかりだった
ので、こういう古本屋との相性っていうのがあるんだ・・・とちょっと驚きでした。
東京は、次の夏の18切符のときに、早稲田の古書街のオリジナル書皮の店
を回ろうと思っています。(昨年の早稲田古書祭りの冊子に、書皮協会員の調査
結果が載っています。)
先日書皮協会員の1人から、「オリジナル栞のある古本屋ってある?」と尋ね
られました。そういえば・・・横浜の「梅の木書店」がありました。書皮も栞も大
変ゴーカな歌舞伎役者の絵です。
他に、都内の「金井書店」という古本屋さんにもあるようです。
あ、祐天寺の「あるご書店」にもありますが・・・ココは書皮協会員なのでした。
>そんな「書皮」の世界やら、名書店の話やら、これからもUP期待しています。
こんなちょっと変わった方面からの新・古書店情報ばかりですが、またいろい
ろ書かせていただきますので、よろしくお願いします。m(__)m
ところで、普通古本屋さんでは書皮(カバー)をかけませんが、たまに都会
(神保町、早稲田古書街など)の古本屋さんでオリジナル書皮をかける所があり
ますね。そんな時、あれっ?っていう感じがしませんか? (以前から古書店
中心の方に訊いてみたかったんですけど。)
◆◇ありす**QZI07024**◇◆
◆◇書皮友好協会**http://plaza20.mbn.or.jp/~bookcover/◇◆
00138/00139 GHF00401 小谷木孝仁 こちらこそ、よろしく/小谷木
( 1) 98/04/21 07:48 コメント数:1
ありすさん、さっそくのUP。楽しく拝読しました。
>おっしゃる通り、「お気に入りの本には、お気に入りのカバーをかけて読みたい」
という、ある種の「おしゃれ」ですね。
本当にそうですよね(^_^)。学生時代(とはいっても、二昔前)の集書初心者の頃は、
バランタインブックス版アドルトファンタシィシリーズは「銀座イエナ」の書皮でなく
ては!。売れ残りがたくさんあって買いまくった、早川SFポケットブックス版は、
「御茶ノ水茗渓堂書店」だからこそ!。そして当時、売り出し中の種村季弘さんの本は
「神田書泉グランデ」で決まり!、とこだわったものでした。懐かしい記憶です。
>他にも、書皮(カバー)にこだわる店は、店(棚揃え)にもこだわりがある
(棚揃えがいい)んじゃないとも思っているんですが、
確かに、当時はそういう感じでした。
>しかし、今は「店がつぶれる」とか、「カバーはいいのに棚揃えがだめ」という店が
増えてきて、コレクターとしては悩みのタネであります。
これは困ったものですね。ひょっとしたら、中小の書店前半が、商売的に困難な時代に
なっているのかも知れません。
>そーでしたか! そう言っていただけると嬉しいです。(^^)
その「マニア」はこの私です。(^^;
ひゃあぁぁ、そうでしたか!。改めて、コレクションにかける情熱に敬意を表し、
合わせてコレクションの実が、これまで以上にあがることを心から祈念いたします。
>世田谷区三宿ってどこだろうと地図を見たら、日本民芸館の近くなんですね。
そおですね。世田谷通りという通りが、渋谷に抜けていますが、三軒茶屋という街を
通り過ぎて渋谷よりの街です。古本屋が全部で4軒ありまして、珍本としか言い様の
ない本を随分掘り出させてもらいました。また、哀惜の念をいだきつつ処分する本を
さながら質屋さんのように応分の価格で買い上げてくれる20年近い付き合いのお店
がその中にあります。最近は、食べ物や飲み物の美味しい隠れたスポット的な店が増え
徹夜で遊ぶ若い人達が深夜に繰り出す場面も多々あるようですね。
>ところで、普通古本屋さんでは書皮(カバー)をかけませんが、たまに都会
(神保町、早稲田古書街など)の古本屋さんでオリジナル書皮をかける所があり
ますね。そんな時、あれっ?っていう感じがしませんか? (以前から古書店
中心の方に訊いてみたかったんですけど。)
そうですね、店の前の平台の百円均一本でも、書皮をかけてくれる店があります。
そんな時は感動しちゃいます。また単行本を買うと書皮で包んでくれる店も多いですね
なんか「商人」というより「職人」という感じで、敬服してしまいます。そんな店に
限って、本の棚もいい本がありそうに見えます。そしてそんな店の「値付け札」!!
店のロゴと価格。これが決め技です。ひょっとしたら、これのコレクションで古本を
集めてもいい位ですよね。以前、このHPでもUPしましたが「硝子戸の中 漱石著」
の本で「上海 内村書店」の値札付き、上海共同祖界レールバス一等乗車券半券の栞入
という極め付けの本を入手したことがあります。
ということで、また協会のことやら、書皮・栞のことをお聞かせください。小谷木
00139/00139 QZI07024 ありす 上海いいですねぇ
( 1) 98/04/23 18:11 00138へのコメント
>小谷木さん
こんにちわ。
本屋さんへのこだわりって、人それぞれいろいろで、他の人の話を聞くと楽しく
なってしまいますね。お茶の水茗渓堂・・・沢野ひとしの書皮ですね。
イエナのも人気がありますね。
余談ですが、神保町では、神田古書センターにある「梓書房」が芹沢ケイ介の
デザインの素敵な書皮です。
>著」の本で「上海 内村書店」の値札付き、上海共同祖界レールバス一等乗車
>券半券の栞入という極め付けの本を入手したことがあります。
値付け札ですか・・・。それは気が付きませんでした。そういえば、店名入りの
渋いシールみたいの使っている店がありますね。
上海の乗車券付きなんて、すごい! 楽しくなっちゃいますね!
値付け札の鑑賞も面白そうだなぁ・・・。
私なら、植民地時代の朝鮮の古本屋の値札とか、切符が入った本を見つけたら、
狂喜してしまいます。(植民地時代の朝鮮に関心を持っています。古書店もあっ
たはずですが、当時の日本の商店にまつわる話ってなかなか知る機会がないです。)
古本屋の奥さんしている書皮協会員がいるんですけど、そういえばいろんな物
が買い取った本に挟まっていると聞いたことがあります。
他に本と一緒に「掘り出し物」ってないですか?
本の周辺って、こだわるといろいろありますね。
ただ本を買って読むだけでなくて、そういう本の周辺の物や出会いを楽しむと、
「本を読む」のが何倍も楽しくなりますね。
私も愛書家HP&パティオに刺激されて、ここのところ古本屋巡りを始めまし
た。正確には、どーしても読みたい絶版文庫本があるからです。(再読しようと
したら紛失に気が付いた。) 静岡市内の古本屋15店くらいをスクーターで
回りました。店によっていろいろ・・・。楽しいことや楽しくないこと、いろいろ
ありました。改めてココに書きます。求めている本は結局見つからず、インター
ネットで「ふるほん文庫やさん」に注文してしまいました。
◆◇ありす**QZI07024**◇◆
◆◇書皮友好協会**http://plaza20.mbn.or.jp/~bookcover/◇◆
00140/00144 GHF00401 小谷木孝仁 書皮は記憶装置/小谷木
( 1) 98/04/24 07:44
>ありすさん、お返事UPどおも。
いろんな書店の書皮の柄を思いだして、学生だった頃、そして社会人なりたての頃、
欲しい本を買い求めて読んだ、若いころを思いだして感慨にふけっています。
書皮も、本読みにとっては、すばらしい記憶装置なんですね。
>値付け札ですか・・・。それは気が付きませんでした。そういえば、店名入りの
渋いシールみたいの使っている店がありますね。
そうそれです。最近は鉛筆で見返しに***円なんて書き込んであるのが一般的です
が、以前はかなりの書店がそのシールに値段を書いて貼っていたようです。店主の本
に対する思いが伝わって、はは−−と最敬礼して差しだして買い求めたくなります。
>私なら、植民地時代の朝鮮の古本屋の値札とか、切符が入った本を見つけたら、
狂喜してしまいます。(植民地時代の朝鮮に関心を持っています。古書店もあっ
たはずですが、当時の日本の商店にまつわる話ってなかなか知る機会がないです。)
植民地時代の朝鮮、台湾さらには満州、古本屋さんがあったでしょうから、そんな
店のシールが貼ってある本があると、びっくりするでしょうね。
話は植民地時代の朝鮮の歌の話に変わります。歌謡曲作曲家の古賀正男は少年時代
朝鮮で暮らしていました。その折に聞いた「朝鮮民謡」の思い出が、彼の曲の原点
というのが定説です。
そんなことを背景として、植民地朝鮮の人たちに「大衆音楽レコード」=歌謡曲で
いけそうだ!として、売りさばこうという会社も昭和初期には出来て、
専属の朝鮮人歌手を擁していました。そんなレコードを何枚か持っ
ているのですが、大好きなのが「恋の南大門」歌手は「李アリス」、純然たる歌謡曲
で歌詞も日本語です。歌謡曲というのは、アジアの人の心の奥に響くものがあるんで
すね。
とと・・、本から飛んでしまいましたが。
来週から連休。新緑の街角の古本屋で、どんな本に出会えるか今から楽しみです。
00141/00144 QZI07024 ありす 書皮は旅の思い出
( 1) 98/04/26 18:11 00138へのコメント
>小谷木さん
こんにちわ。
> 書皮も、本読みにとっては、すばらしい記憶装置なんですね。
そうなんですよ〜。
私の場合、お金はないけど時間があった学生時代に、あちこちに旅行に行き、
電車の中で読もうと旅先で本屋に寄る。旅先の住所・店名が書かれた、その見
知らぬカバーが旅の思い出、いいお土産になると思い始めたのが、蒐集のきっ
かけでした。だから初期の頃の書皮を見ると、旅の思い出がよみがえってきます。
> ているのですが、大好きなのが「恋の南大門」歌手は「李アリス」、純然た
>る歌謡曲で歌詞も日本語です。歌謡曲というのは、アジアの人の心の奥に響く
>ものがあるんですね。
本から飛んで、興味深いお話をありがとうございます。
そういう経緯の歌、歌手もあったんですね。(当時を考えると当然のなりゆき
ですが。)植民地時代を経験した世代の方からは、日本の童謡のことは話題に
なっても、歌謡曲のことは聞いたことがありませんでした。あまり知る機会が
なくて残念です。
よく演歌のルーツは日本か、韓国かという話がありますが・・・そうすると日本
ですかねぇ。
>来週から連休。新緑の街角の古本屋で、どんな本に出会えるか今から楽しみです。
私も連休の中の1日に、下北沢に行く用事ができたので、日本民芸館(棟方
志功展! これが主目的だったりする。)と、久しぶりに下北沢の古本屋「幻游舎」
に行こうと楽しみにしているところです。
小谷木さんのGWの書店巡りのお話も楽しみにしていますので、是非教えて
ください。
◆◇ありす**QZI07024**◇◆
◆◇書皮友好協会**http://plaza20.mbn.or.jp/~bookcover/◇◆
00142/00144 GHF00401 小谷木孝仁 旅に本!/小谷木
( 1) 98/04/27 07:34 コメント数:1
>ありすさん、こんにちわ。
>電車の中で読もうと旅先で本屋に寄る。
旅に本。定版ですね。実は、小生47都道府県所在地の完全宿泊・古書店完全踏破
を目指しています。学生時代も含めてほぼ25年間、札幌・那覇はもちろんのこと、
38市までは目的を果たしています。印象深いのは、盛岡・松江・松山など城下町。
特に盛岡は、身体障害者の方々の社会参加の手法として「リサイクル・ショップ」
が定着していて、そこでどっさりといい本を掘り出した記憶を持ちます。
そんな「お土産」を読みながら、これもお土産屋さんで購入した地酒とグイ呑みで
一献また一献。呑むほどに、酒精の霞に包まれウトウト、やがて・・・東京へ到着。
これがパターンです。静岡・長崎・富山・福井は未踏の地として機会を狙っています
本好きは旅好きというのは「定説」ですが、その思い出瞬時読み取りROMとしての
書皮・・・・。恐るべし、書皮の奥深さ・・と感服。
>そういう経緯の歌、歌手もあったんですね。
これは本当に知られていない事実です。たぶん「統治下朝鮮」の人々にのみ大衆音楽
を提供する国策会社として制作・販売されたレコードのため、統治者たる日本人は
ほとんど耳にする機会がなかったためと考えられます。国土も言葉も奪われ、娯楽
たる「大衆音楽」もあてがいぶち・・。当時の彼地の人々の思いに心をはせると、
絶句せざるをえません。
しかし、レコードを聞くと「同胞に夢と慰めを・・」という思いが感じられ、ちょっ
とだけ、救われるものがあります。10年ほど前に、晶文社から韓国の研究者の
著なる「韓国歌謡史」という本が出版され、体系的にこれらの時代の歌手や曲を知る
ことができます。この本で、一押しの名曲「木浦の涙」は現在も探求中の一枚です。
木浦は半島南部の港町。(金大中大統領の生まれ故郷の島には、ここから渡し船が
出ています)その港から日本へ働きに出る男衆に、女たちが見送るという設定の歌
です。余談になりますが、戦前韓国歌謡と戦前中国映画音楽は、レコード・コレク
ションの重要なジャンルではあります。(噫、何日君再来・・)
>日本民芸館(棟方志功展! これが主目的だったりする。)と、久しぶりに下北沢の古
本屋「幻游舎」に行こうと楽しみにしているところです。
連休の展覧会、いい企画がいつも目白押しですよね。しかし「日本民芸館」の企画
流石です。小生は世田谷玉川地区在住ですので、「五島美術館=源氏物語絵巻」と
「静嘉堂文庫=窯変天目茶碗」を見に行くのが毎年の日課ですね。あっ、それと今年
地元の世田谷美術館で「三星堆」の展示会がありますが、これは目玉にしています。
「幻游社」は本棚が通ごのみですよね。喧騒の街にありながら、ふあ−−−っと、
静かな空間が広がっているという感じで・・・。いい掘り出し物がありますように。
あっ、その斜め向に「ドラマ書店」という店が進出しまして文庫やら新本古書中心に
低廉価格で販売しています。過日探索されたという文庫、是非是非ご確認あれ(^_-)
>GWの書店巡りのお話も楽しみにしていますので、是非教えてください。
当HPの諸兄諸姉のUPを期待いたします。と、懸案の神田オフは、今年も無理で
しょうかね?。>散人大兄。
00143/00144 QZI07024 ありす 未踏の地(静岡)より
( 1) 98/04/29 18:57 00142へのコメント
>小谷木さん
こんにちわ。
>実は、小生47都道府県所在地の完全宿泊・古書店完全踏破を目指しています。
面白そう! 記録なんかは残されているんですか?
(各地の古書店巡り記を書いた山下武氏の本、よく読みました。)
>印象深いのは、盛岡・松江・松山など城下町。
この中で私は盛岡しか行ったことがないのですが、盛岡は商店街地図を書皮
にした「さわや書店」、岩手の山の風景写真の「東山堂」など、素敵な書皮が
多い町として、私も気に入りました。もちろん古い建物が点在する町並みもス
テキでした。
松江は純文学のコーナーを作るなど頑張っている「今井書店」があるし、松
山には「坊ちゃん」のイラストの蔵書票が並ぶ「みずの書店」・・・といい書店が
あります。・・・すいません、新刊書店の話ばかりで。
古書店は新刊書店と違って、置いてある本が全部店毎に違うから、どんな本
と出会えるだろうと、楽しいでしょうね。
>静岡・長崎・富山・福井は未踏の地として機会を狙っています。
他の場所はともかく、静岡は東京からこんなに近いのに・・・どうしてまた未踏
の地なんですか? (書皮協会員にもそういう人がいます。「ひかり」で1時間
なのに。)
観光地としては、観光には力を入れていないので確かに見る物はないし、城
下町だけど大火と空襲で焼けてしまって、名残は全く残っていない、という点
では面白みのない町ですけどね。
> 連休の展覧会、いい企画がいつも目白押しですよね。
小谷木さんの連休は、古書店と美術館巡りですね。東京はたくさん美術館が
あるから、楽しそう!
> 「幻游社」は本棚が通ごのみですよね。
その店が、私の好みとぴったりの本ばかりあるという初めての店でした。
(韓国関係と精神世界、宗教が多かったような・・・。) 荷物が重くなって困り
ました。今回はどうかなぁ。楽しみです。
>あっ、その斜め向に「ドラマ書店」という店が進出しまして文庫やら新本古書
>中心に低廉価格で販売しています。
教えて下さってありがとうございます〜。私の捜しているのは、「星と祭」
井上靖(角川文庫)という、何の変哲もない本なんですが、市内の古本屋を回
ったところ、井上靖の本がほとんど無くてびっくりしました。かつてはあんな
にたくさん文庫本が出ていたのに・・・。文庫いっぱいなのに、1冊もない店もあ
ったんです。特に角川文庫のはないです。
◆◇ありす**QZI07024**◇◆
◆◇書皮友好協会**http://plaza20.mbn.or.jp/~bookcover/◇◆
00144/00144 GHF00401 小谷木孝仁 記録は・・・/小谷木
( 1) 98/04/30 07:51
>ありすさん、こんにちわ!
>実は、小生47都道府県所在地の完全宿泊・古書店完全踏破を目指しています。
面白そう! 記録なんかは残されているんですか?
記録・・・ですか、特に残していません。白地図に印を付けてすらしません。何せ
アバウトが特徴の北海道生まれですから・・(^^;;;)ちなみに実家は本屋、ただし
書皮はなしであります。
>各地の古書店巡り記を書いた山下武氏の本、よく読みました。
山下さんの本に「蚤の市」という愛書家の交換グループが頻繁に紹介されていると
思います。彼が主催して25年近くになりますか・・。小生その会に参加して20
年ほどになります。当初は「山下武君出版記念パーティー」などもやっていて、
アトラクションで限定10部りサイン入り特装本をいただいたり、山下氏・紀田順
一郎氏、当時売出中の荒俣宏氏などとご一緒した二次会の楽しい記憶もあります。
それと著作の中の旅行は、その仲間との探書行がネタのようです。
>古書店は新刊書店と違って、置いてある本が全部店毎に違うから、どんな本
と出会えるだろうと、楽しいでしょうね。
そうですね、そして地域特性みたいなものもありますし。郷土史関係の本は、やは
りその土地の本屋が一番です。それと、旧国立大学二期校のあった街、たとえば
弘前、秋田、新潟などなどには、古本屋がそれなりにあって、旧制高校時代の学生
や教員の愛読書といった風情の本がけっこうあったりして、これは楽しいですね)
小生は戦前の翻訳小説本が特に好みですから、ドイツ・フランスのロマン派本があ
ると、万歳ものです。
>他の場所はともかく、静岡は東京からこんなに近いのに・・・どうしてまた未踏
の地なんですか?
ん、結構東京から近いところ、横浜は別として、前橋・栃木そして静岡は、たとえ
ば知人の結婚式!といった用事がないと行かない場所かも知れませんね。職場旅行
でバスで通るにしても通過して近在の温泉となるでしょうし・・。
でも、ありすさんのおっしゃるとおり、静岡は戦災にあっていない、二期校もある!
そして何よりも幕臣が維新後にたくさん住み着いた!ということで、古書マニアには
食指が動く街ですから、いずれ各駅停車でのんびりと東海道を下って行きたいと考え
ています。
> 「幻游社」は本棚が通ごのみですよね。
その店が、私の好みとぴったりの本ばかりあるという初めての店でした。
(韓国関係と精神世界、宗教が多かったような・・・。)
世田谷古本マップに三宿「山陽書店」とあると思います。ここは何故か、青土社に
代表される幻想・精神世界の新本が古書としてたくさん棚にならんでいます。
歴史研究書や文学も同様。よろしかったら開店日確認の上、のぞいてください。
この店、開店以来の小生の贔屓店です。と、近在の三茶書房と江口書店(名店!、
古くて面白くて安い本がたくさん。この店から買った本がコレクションの2割近い
でしょう。しかし、江口翁すっかりお歳を召されて、この後何年営業されるか、
それだけが心配)この界隈の古書店、沢木耕太郎、池内紀、いとうせいこう等等、
有名人が出入りします。気づかないふりするのも、礼儀ですか・・。
>井上靖(角川文庫)という、何の変哲もない本なんですが、市内の古本屋を回
ったところ、井上靖の本がほとんど無くてびっくりしました。
そうなんですよね。名著を低廉でが、文庫のコンセプトと思っていたら、ベストセ
ラーのリニューアルがメインとなって、どんどん品切れ・絶版ですもの。
特に「中公文庫」の背信には、怒りが止まりませぬ・・・。
GHF00401/小谷木
00145/00145 KHB11772 散人 amazon.com
( 1) 98/04/30 12:13
一昨日、3月にインターネットamazon.comにて、発注した本が到着。
船便でしたので、7〜8週間かかるとのことでしたが、
一ヶ月ほどで到着したことになります。
予想以上の迅速に対応してくれ、今後も利用していきたい気がしています。
為替相場が不安定な昨今ですが、
日本国内の洋書屋よりも確実に安いかと思われますし、
豊富な在庫、簡単な注文システムも魅力的です。
散人
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