愛書家パティオログ 1998年1月〜12月



00147/00148 QZI07024  ありす           BOOKMANの世界
( 1)   98/05/01 17:45  00144へのコメント

>OYAGIさん
 こんにちわ。
いつも楽しいレスをいただき、ありがとうございます。

>何せ アバウトが特徴の北海道生まれですから・・(^^;;;)ちなみに実家は本屋
 北海道ですか。そういえば、北海道の古本屋さんの書皮はステキなのが多いの
が特徴。ご存じでしょうか? 特に札幌。「なづな書館」「志鳳凰堂書店」など
など・・・。どうしてこんなにステキなのが多いのか・・・。

> アトラクションで限定10部りサイン入り特装本をいただいたり、山下氏・紀
>田順一郎氏、当時売出中の荒俣宏氏などとご一緒した二次会の楽しい記憶もあり
>ます。それと著作の中の旅行は、その仲間との探書行がネタのようです。
 山下、紀田、荒俣氏のことは、雑誌「BOOKMAN」で知りました。
もう15年くらい前でしょうか。上京時、「書泉」で偶然に「BOOKMAN」を知り、
「こんな世界があるんだ!」とすごいショックでした。静岡では手に入れること
ができなかったので、その後上京の度に書泉ブックマートに行ってバックナンバーを
買ったりして、1号以外は全部揃えました。
 「BOOKMAN」は、私にとって、別の世界を教えてくれた教科書のような存在で、
その雑誌に出会わなかったら、山下、紀田、荒俣氏を知らなかったと思います。
東京から帰りの鈍行電車(3時間半)の中で、わくわくしながら3氏の文を読ん
だことをなつかしく思い出します。

> ん、結構東京から近いところ、横浜は別として、前橋・栃木そして静岡は、たと
>えば知人の結婚式!といった用事がないと行かない場所かも知れませんね。
 近いとかえって後回しになってしまうということですね。近いと言えば、鎌倉
はいかがですか? 駅周辺に書店も古本屋さんも何軒もありますが。戦前の絵は
がきいっぱいの古本屋さんが印象に残っています。「四季書房」は手作りの版画
の書皮がステキ。他の新刊本屋さんも、古都鎌倉らしく書皮がステキです。

 OYAGIさんがお好きな値付けシールですが、今ふと「神奈川古書組合三十五年
史」の広告を見ていたら、神奈川県内の古書店の値付けシールを並べたものが
ありました。いろいろなロゴがあって、趣があるなぁと改めて思いました。

 ここ数日、新参者の私があれこれ長々と書いてお邪魔してます。
OYAGIさんのお陰で、明日(5/2)の日本民芸館行きが2倍楽しみになりました。
(2度と行く機会はないと思っていた「世田谷古書店まっぷ」を出してみます。)
どうぞ、皆様も楽しいGWをお過ごしください。

     ◆◇ありす**QZI07024**◇◆
◆◇書皮友好協会**http://plaza20.mbn.or.jp/~bookcover/◇◆


00148/00148 GHF00401  OYAGI       蔵書も整理・・
(1)   98/05/02 07:59

 ありすさんの、
 日本民芸館見学&世田谷古書店巡りの旅の平安と収穫を心からお祈りいたします。

 小生の連休は、先日UPした美術館・博物館巡り&古書店探索がメインですが、
 平行して「書棚整理」も目論んでおります。
 段取りは、3月作成の第18次処分本リスト(約200冊)を
 →3月冒頭、処分目録友の会の会員に送付。約2割処分。
 →3月の「蚤の市」掲載本申込者に配布し、約2割処分
 →連休初めにNif「売ります」ボードにUPし、希望者にリスト送信
  1割処分
 →真心の古本屋「江口書店」に、店長好みの2割持ち込み処分
  ひょっとしたら本日(2日)午後3時過ぎ、風呂敷で本を包んだソワソワ顔の
  眼鏡男がいましたら、たぶん小生であります(^^;;;)
 →文庫や新書などは街の図書館の交換本コーナーへ寄付

 ということで、160冊ほど処分して、その後に同数の本を繰り入れて、書棚を
 明ける作戦です。

 そんな整理を手掛けた昨日「民芸 昭和17年 日本民芸館発行」という月刊誌の
 端本が出てきました。編者はもちろん、柳氏。特集は「沖縄の民芸」。広告には、
 式場医院も!。(二笑亭綺譚の著者。この本は、戦後の新書判を100円均一で
 入手して「民芸調」に作り直しました)

 と、哀惜の念をいだきつつの整理で、時間がかかりそ・・・・。

 でも、第19次処分目録、6月末には「目録友の会」の会員に送る予定です。
 この「目録友の会」の人々は、蚤の市会員15年のお付き合いの中で、特に親しく
 していただいている方々です。誰一人、直接お会いしたことはないのですが、
 目録の度に、見事なまでに希望が散開して、ほとんど重複することがありません。
 ミステリー、随筆、民俗学、翻訳文学、絶版文庫と小生の収集ジャンルは散漫なの
 ですが、それぞれの分野の皆さんエキスパート。
 そして、ご送金に当たっては「礼状」はもちろん、季節の食べ物までお送りいただく
 こともあります。(^_^)これぞ、まさに蚤の市冥利。

 そんな六月を楽しみに、探書と整理の日々は続くのでありました。


00149/00153 HGG01453  OBA              古書関係雑誌等
( 1)   98/05/06 22:29

 なんだか久しぶりの書込みです。
 最近、立て続けに古書関係の本やら雑誌やらが出てますので、ここに参加されて
いる皆さんなら、もうとっくに入手済みのような気もしますが、念のためにご紹介
を。

『縦横無尽 神田古本屋街 全ガイド』アミューズ編 毎日新聞社
 毎日新聞社から出ている雑誌『アミューズ』で何回か掲載された、古本屋街特集
の総集編です。私のような、神田は時々ちょっと行く程度、という人間には大変あ
りがたいガイドブック……ですが、このくらいは自分の足で探せ! といわれそう
な気も……。
 山下武、紀田順一郎、逢坂剛、出久根達郎、池谷伊佐夫、といった重鎮のインタ
ビューもあり。
 写真をふんだんに使ったビジュアル重視の編集で、神田古書店街の記録として
も、のちのち役に立つかもしれません。

『世界古本探しの旅』荻野アンナ他著 朝日新聞社
 こちらは、荻野アンナ(パリ)、瀬戸川猛資(ロンドン)、和田忠彦(ミラノ、
ローマ)、越川芳明(アメリカ南部)、池内紀(ミュンヘン・ウィーン)、野谷文
昭(マドリード)、浅野素女(南仏)という面々による、欧米の古書店を巡る旅行
記エッセイ集。
 これまた写真をふんだんに使った構成で、実はまだちゃんと読んでないのです
が、パラパラと見ているだけでも楽しめます。ああ、実際に行って見てみたい…
…。

『東京人』1998年6月号 「特集 神田神保町の歩き方。」
 雑誌『東京人』も、神田を特集。個々の古書店というよりは、現在の街の表情を
描き出そう、という感じか? 枝川公一氏による神田古書店街に点在する喫茶店巡
りのエッセイが、バブル期の大きな変化を写し出していて、結構、感慨深かったで
す。グラビアページには逢坂剛、唐沢俊一、沼田元気といったメンバーが登場。
 神田神保町マップが付録についてます。

 新刊図書があまりにも氾濫した反動か、古書に対する関心が高まりつつあるのか
もしれません。電子メディアの発展が、本そのものへの関心を呼び起こしている側
面もあるような気がします。この関心が定着していくと面白くなるのですが……。
さて。

 全然関係ないですが、ありすさんの書皮友好協会のことを、どこかの雑誌で読ん
だことがあるような気がするのですが、何の雑誌だったか思い出せないでいます…
…。

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00150/00153 GHF00401  OYAGI       連休は・・
(1)   98/05/07 07:39

連休は・・・/OYAGI

 2日は期待に胸ふくらませ、高田馬場BIG−BOX古書展に出向きました。
 前日が初日で当日は二日目・・、しかし連休期間中のためでしょうか、いつもの
 半数ほどの出品でしかも、準備中の様子を見ても、ドカドカ本を新規に加えると
 いう感じでもなく・・、成果は皆無。ついでと立ち寄ったBOOK−***高田
 馬場店でも、成果はなし。

 しかし、午後から本の処分かたがた立ち寄った江口書店で「大阪と堺 三浦周行」
 ほか、岩波の青帯品切れものを3冊各100円で掘り出し、ほくほく。特に「大阪」
 は、気になっていた本でしたので、さっそく読破。昭和初期に若くして亡くなった
 学者の勢いのあるわかりやすい内容に感嘆でありました。

 それと、↑本の本。3番目の「東京人」は、神田神保町の地図もはいっていて、
 お薦めです。2番目の本は「日本特価書籍」に出るのを待ち構えています。


00151/00153 CXK02012  クレイン         只見のこと
( 1)   98/05/08 10:39

 連休中に、気になっていた只見町の古書店{たもかぶ本の街}に立ち寄りました。
道路より左ターンして車を停めると、左の<本日入荷館>内にミカン箱ほどのダンボー
ル箱がいくつも積んでありました。正面は<本の店>です。価格はなくて、オール定価
の半額。
 一通り眺めてみましたが、<BOOK OFF>や<本だらけ>各店なら100円
コーナーかしらと思える本が並んでおります。何冊かめぼしい本もありましたが、あ
えて半額購入する気にもならず内心、こりゃ遠出して失敗したかなぁなんて思いなが
らも、普通の古書店ほどの広さの店内を2巡。そのうち、他客と店員のやりとりを耳
にして、もしやと、表に出で見ると、入口ガラス戸に張り紙。500円の出費にて入
れる他館があると知り早速、レジにて500円入場券をもらいました。
 小生、以下の世にも珍しい古書店入場券をはじめて手にしました。
======================================
 たもかく本の街   入場券
  有効期間 平成10年5月2日のみ(一回限り有効、朱印のないものは無効)
    たもかく本の街 文芸館、新書/文庫館、うらない館の入場券です。
               《係の者が案内します。》
ョ                                     イ
 ほしい本がなかった場合でも入場券は返却しません。
 販売価格は定価の半額です。コミックも半額ですので注意して下さい。
 清算時に本券を提示して下さい。
 入場時間は30分程度にして下さい。それではブックトレッキングをお楽しみ下さい。
カ                                     コ
                         たもかく梶@印
======================================
 係の人の案内は特になく、足の向くまま進みます。まず<本の店>の裏手には<文芸
館>あります。小生、ここにて、

「長靴をはいた猫」シャルル・ペロー,堅表,大和書房,950,1973,澁澤龍彦訳初版帯
「最後の法廷」E・S・ガードナー,堅表,早川書房,270,S34,箱初版,
「リスとアメリカ人」有馬頼義,講談社,290,S34,箱初版
「呪い」テネシー・ウイリアムズ,白水社,680,1974/2刷,

なんかを入手。他にも数点、重たいのはあとまわし。何か物足りないけど、次の<新書
/文庫館>に。やはり、何か物足りない。旺文社文庫が1冊もないなんて。ここでは、
半額にては特に無し。残るは、占いの類のみかと肩を落として<うらない館>に。する
と入口に《この館にある本はバラ全集類の控え館であるので、販売はいたしません》の
張り紙。ここにて、やっと小生、なるほどと<本の街>の本来のありかたに、ただうな
ずくばかりです。

 ここには、<うらない館>館長がおり、小生の《この館の本は販売しないのですか》
の問いに《販売しないこともないので、あります》と語尾あいまいの返事。神保町の裏
通りの業者専用卸本問屋に足を踏入れるようで気が引けましたが、とにかく《見せて下
さい》と1巡してみると、この館こそに、古書店らしき古書が並んでおりました。
 片隅には旺文社文庫もキチンとありました。<うらない館>館長のお話では、各館に
責任者がおり、自館に並べる本を決めているようです。
 まず、全国から送り届けられた本を、女店員がダンボールつめにして各館に。各館の
館長が、自分の館に適切な本を棚積み、不適切本は再びダンボールつめにして他館に回
します。ですから、どの館にも未整理ダンボール詰の本があちこち山積状態です。どち
らにしても、価値ありそうな本は<うらない館>に蒐集され、<うらない館>館長がイ
ンターネットで常時4000ほど目録販売しています。

 それでは<うらない館>の本は一般訪問客の手に入らないのかというと、そうとばか
りは言えず、社長の<なるべく、お客をガッカリさせないように>との示唆もあり、そ
こそこ臨機応変のようです。

小生、お願いして

「玩物草紙」澁澤龍彦,朝日新聞社,1500,1979,箱初版帯

1冊のみ入手しました。
他にも入手したい本、沢山ありましたが、気弱の小生、何か足元をみるような状況なた
め、気が引けてしまいました。・・・嗚呼、あの本も半額にしてもらえたかも・・・。

 山林土地交換などにあたる、定価の一割計算の本の評価ですが、同じ本、自費出版本
の山が届いても、一冊のみの評価とのことです。カタログの注記によりますと、雑誌、
教科書、参考書、年度本、高額特殊出版物、宗教書、児童書、このほか汚れや傷の多い
ものや内容が著しく古いものも価格つかずの評価外あつかいになるようです。
ベストセラー本などは、大変な量になり、コンテナーに積み込み状態とのこと。改め
て、外を見渡すとあちこちにコンテナーがありました。このへんの本を都内の古書店が
大量に購入していくようです。今はありませんが、数年前にはBOOK OFFの大量
購入もありました。
 実に悲惨な話ですが、2年前の火事で材木と一緒に倉庫の古書が10万冊も燃え上が
ったとのことでした。まもなく、蔵書100万冊になるそうです。

 <只本館>という貨車利用した館が敷地のあちこちに、あったのですが、宿のチェッ
クイン時間に追われて、未見で帰りました。どのみち、PM5時閉館だったかも知れま
せん。<本の店>のみはPM8:00まで営業してます。

>散人さんは英文セリーヌ他入手されたようですね。小生、かって某洋書店にて
ペンギンブックス祭が開催された折にペンギン版にて
CASTLE TO CASTLE,1976刊行
NORTH,1976刊行
CELINE,PATRICK MCCARTHY著,1977刊行
あたりを入手しました。1月は早かったですね。
>「玩物草紙」は氏の身辺雑記エッセイ。久々に堪能しました。


00152/00153 QZI07024  ありす           GWの書店巡り/ありす
( 1)   98/05/08 15:38  00148へのコメント

>OYAGIさん
 こんにちわ。
GWが終わりましたが、本の処分計画は順調ですか?

私のGW唯一の外出、2日の日本民芸館行きは、大満足でした。
(それ以外の日は働いていました。)
1万円の出費でも、やっぱり行ってよかった!と感激して帰ってまいりました。

 私の歩いたコースは・・・。
朝7時の静岡発の東海道線に乗り、小田原で小田急線に乗り換え、下北沢で井の
頭線に乗って、10時半に日本民芸館に着きました。

 「東大駒場前」駅前の新刊書店「大橋書店」でオリジナル書皮をGET。
古本屋の「河野書店」にも寄りましたが、洋書が多くて買う本がありませんでした。
 下北沢の「幻游舎」では、「梵字手帖」なんていう変わった本を見つけて買いま
した。(この店は、変わっていると思う本に出会うことが多い。)
「図説 梵字」という本を先に手に取り、千円だったのでどうしようかなと思って
よく見ると、それより定価が安い「梵字手帖」も同じ会社から出ていると書いてあ
って、そっちが欲しいなぁと棚を見直すと、ちゃ〜んとそれも置いてあったのです。そ
れで安い方の「梵字手帖」を購入したのでした。

 今回の古本屋での収穫はこの1冊でしたが、満足しています。
(斜め向かいにあるという、「ドラマ書店」、気が付かなかったのか、見つかり
ませんでした。)

     ◆◇ありす**QZI07024**◇◆
◆◇書皮友好協会**http://plaza20.mbn.or.jp/~bookcover/◇◆


00153/00153 GHF00401  OYAGI       本の処分
( 1)   98/05/09 07:58

>ありすさん、こんにちは。

>GWが終わりましたが、本の処分計画は順調ですか?

 順調であります。2日に「こころの古本屋 江口書店」に、最終処分本を紙袋に
 1袋持ち込み、いつもどおり8Kにて買い取っていただきました。(6〜10K
 がいつもの売値ですので、平均値ですね)あとは、来週地域の区立図書館にて開催
 される「本のリサイクル市」に、文庫・新書・全集端本などを紙袋に2袋とどけて、
 終了となります。(文庫には旺文社・サンリオを若干混ぜ、新書には岩波品切れを
 仕込んでありますので、来場者の反応が楽しみです。)
 しかし・・・週に5〜10冊は新刊・古書を買込みますので、3〜4ヶ月のサイクル
 で処分しないと・・、集書&散書。苦労は・・続く。

>私のGW唯一の外出、2日の日本民芸館行きは、大満足でした。

 小旅行&観賞、さらには書皮入手。そして「梵字手帖」入手。
 実りある一日でしたね。お帰りの電車の中での、笑顔が目に浮かぶようです。
 それと「どらま書店」見つかりませんでしたか・・・。黄色の昇り旗を店の前に
 2本立てていますし、平台も出して100円均一!と札が貼ってある、ど派手店
 ですので・・・、ひょっとしたら開店前の「沈黙・無表情状態」だったのかも
 知れませんね・・。かえって残念な思いをさせてしまい、申し訳ありません。

 それと再び、本の処分。
 先日の処分目録で5冊ほど、本をお譲りした神戸の方から昨日ご丁寧な礼状が
 届きました。奥様を早くに亡くされて子供さんもおられず、数年前に会社を退
 職され、今は読書三昧の静かな日々を送られている方です。
 阪神大震災の時には、日課の犬の散歩で外出していて「書斎兼寝室で就寝中で
 あれば崩れた本の下敷きで大怪我していたかも・・・」と以前の手紙では冗談
 まじりに書いておられましたが・・。
 通常どおり読み終えて処分したそれぞれの本について、丁寧な書評と、入手で
 きたことについての感謝の気持ちが込められた手紙で、胸が熱くなる内容です。
 
 氏は「フランス詩」が大のお気に入り。秘蔵の「マリア・カザレス&ジェラール
 フィリップの朗読するフランス詩集」のレコードをダビングして、お返事に変え
 ようかなと考える、雨の土曜の朝ではあります。


00154/00157 QZI07024  ありす           RE:古書関係雑誌等
( 1)   98/05/09 22:31  00149へのコメント  コメント数:1

>OBAさん
 こんにちわ。初めまして。
国会図書館にお勤めだそうですね。私が以前東京で4年間働いていた職場が、
地下鉄駅から国会図書館とは反対に坂を下ったところでした。在京中に一度国
会図書館に行きたいと思いながら、なかなか時間が合わず・・・。1度だけ土曜日に
行って、何となく感激しました。
(かつて図書館学を学んだせいか、図書館に関心ありで。でも資格は図書館なら
ぬ、某書店に就職するときに役に立ってしまいました。(^^;)

> 全然関係ないですが、ありすさんの書皮友好協会のことを、どこかの雑誌で読ん
>だことがあるような気がするのですが、何の雑誌だったか思い出せないでいます…
 記憶に留めていただいていて光栄です。
雑誌では「ちくま」か、出版ニュース、インターネット雑誌か・・・。あと日経新聞
に連載していた「GO GO 本屋さん」とか。

>『縦横無尽 神田古本屋街 全ガイド』アミューズ編 毎日新聞社
 今日、近くの書店に行ったら、「アミューズ」のバックナンバーフェアーを
やっていて、売り切れのはずの神保町特集のが数号あったので、買おうと思い
ます。過去の分をまとめた、その「全ガイド」の方がいいかなぁ・・・。

     ◆◇ありす**QZI07024**◇◆
◆◇書皮協**http://plaza20.mbn.or.jp/~bookcover/◇◆


00155/00157 GHF00401  OYAGI       BOOK-OFF世田谷店OPEN
( 1)   98/05/14 07:31

BOOK−OFF 世田谷店(鎌田)OPEN

 昨日、以前勤務していた事務所での会議に向かうため、二子玉川→成城学園前
 のバスに乗っていましたら、昨年末に潰れた「電気の太陽 多摩堤通店」が、
 BOOK−OFFとしてOPENしていました。

 1Fはコミック・CD、2Fが本です。この地域は世田谷でもニューファミリー
 が分譲マンションや賃貸マンションにいっぱい住まう場所ですので、1Fは、
 学校が終わった後の子供たちでいっぱい、みんな手に手にマンガを持ってレジャー
 感覚で買い込んでいました。しかも店員が、マニュアルどおりに「ありがとうござ
 います」と最敬礼し、「処分する本がありましたらお持ちください」と、それぞれ
 に声をかけていて、子供たちの反応も様々で楽しいものがありました。

 そして「本」コーナーは、棚を埋めるための「ゾッキ本」が目について、それが
 神保町価格の定価1/3〜1/4が、BOOK−OFF価格の1/2と、割高。

 しかし100円均一の単行本コーナーは、’70〜80年代の本が結構あって
 楽しい構成でした。晶文社の喜劇関係書を3冊購入し、さらには旺文社文庫の
 探求本2冊をゲット。計500円は安い買い物でした。

 駐車場があり、車での持ち込み処分が可能ですから、古書店の空白地帯でもあった
 だけに、この店は期待できそうです。


00156/00157 CXK02012  クレイン         只本館もありました。
( 1)   98/05/14 09:48

《古本屋歩きは釣に似たところがある。ヤマメを釣ろうか。フナを釣ろうかと目的をた
てることなく歩いていても、たいてい、一歩店のなかへ入っただけで、なんとなくピン
とくるものがある。魚のいる、いないが、なんとなくわかるのである。けれど、しばし
ば、これはいそうだナと思ったところが手におえぬシケであったり、マサカと思ったと
ころに意外な大物が一匹だけかくれていたり、小物でも珍しいのがひそんでいたりする
ので、第一印象だけで判断をくだすわけにはいかないのである。やっぱり谷底へ竿と餌
を持っておりていってみないことにはわからないのである。川の形相は釣る気があると
ないで一変する。また、釣りたい魚があれば、それによって川は一木一草がまったくち
がった相貌を帯びてくるのである。いまの私がいちばんほしいのは、とにかく川へもど
りたいという気持ちだけである。》
 これ言い得て妙ではありませぬか。
なを、上記《》の引用句は開高健「古書店・頑冥堂主人」よりの抜粋です。

>只見町//たもかぶ//には貨車利用した只本館もあり(小生、時間に追われて覗けませ
んでしたが、無念!)入館料1000円にて、館内の本を無料にて何冊でも頂けるそうです。
ミカン箱、1箱くらいの人が多いようですが、内には館内の棚のみならず、控箱を引っ
かき回して、ワゴン車に積み込めるだけ積込んで帰る、お客さんもアリとのことです。
業者さんはマナーがよろしくないとか。入替補充整理が大変のようです。3日もかかる
んですね。入替後がチャンスのようです。先日は覗けませんでしたが、次回のおたのし
み館です。なにしろ、車にしても、鉄道にしても交通の便が・・・、しかも冬季は道路
閉鎖もあったりしますから、滅多に訪問できませぬ。

>先日のセリーヌ、久々に手にしてみましたら はたして、2冊ともRALPH MANHEIM訳
本でした。
CASTLE TO CASTLE,1976刊行本には
 PARIS REVIEW誌掲載インタビュー3点。
   JUNE 1,1960.CLAUDE SARRAUTE
   LATE IN 1960,JEAN GUENOT AND JACQUES DARRIBEHAUDE
   LASE INTERVIEW,JUNE 1,1961,ANDRE PARENAUD.

 全く同文ですが、NORTHとCASTLE TO CASTLEには
巻頭にカート・ヴォネガット・ジュニアのセリーヌ論が掲載されてます。
これはカート・ヴォネガット・ジュニアのエッセイ集「パーム・サンデー」に再録され、
昭和59年早川書房として訳本あります。
{・・・セリーヌとアーネスト・ヘミングウェイは同じ日に死んだ。どちらもノーベル賞
に値する作家である。と言っても、セリーヌの場合は第一作だけについてそう言える。セ
リーヌは授賞しなかった。ヘミングウェイは授賞した。ヘミングウェイは自殺し、セリー
ヌは病死し
た。・・・}
 ふうーん。セリーヌとヘミングウェイって、同日に亡くなったんですね。

◎「世界文学全集」の類、最近ほとんど新規刊行ありませんけど、この手の古典作品を
網羅した文学全集に何点か魅力的な本邦初訳作品が編纂される傾向にありますよね。
 小生、あの巻はきっと面白本だななんて、バラ本巻末の全集一覧なんかをながめて、
愉しんでます。
 先日、BOOK OFF東村山店にたまにセットでみかける、コレクターズ版「世界
文学全集」全30巻が1冊100円でバラで並んでました。これ、ミレクターズ版「ロ
シア文学全集」も出していた[日本メール・オーダー社]刊行です。もともと通信販売
のにての配付全集でしょうが、もしかすると、訪問販売にての一括売りも、あったと思
われます。(セットで、並ぶことが多いのです)
 小生、珍しいので入手した巻は
21巻「ミシシッピーの生活」マーク・トゥエーン。
29巻「現代アメリカ傑作短編集」M・K・ローリングスの短編集にこだわりほぼ半分。
 21巻の「ミシシッピーの生活」はその後、また1冊ありました。まとめて、処分さ
れたのかしら。


00157/00157 HGG01453  OBA              Re^2:古書関係雑誌等
( 1)   98/05/17 11:29  00154へのコメント

>ありすさん
 こんにちわ。とりあえず、国会図書館は使わずに済むならそれにこしたことはな
いと思います……(とにかく1冊見るだけでも時間がかかってしまうので)。

>雑誌ではか、「ちくま」出版ニュース、インターネット雑誌か・・・。あと日経新聞
>に連載していた「GO GO 本屋さん」とか。

 もしかすると、雑誌ではなくて、早稲田かどこかの古本祭の目録か何かだったか
もしれません。うーん、思い出せない。

> 今日、近くの書店に行ったら、「アミューズ」のバックナンバーフェアーを
>やっていて、売り切れのはずの神保町特集のが数号あったので、買おうと思い
>ます。過去の分をまとめた、その「全ガイド」の方がいいかなぁ・・・。

 特集の内容をそのまままとめたものではないようですので、両方買って比べてみ
るのが一番よかったりして……。

 全然、関係ないですけど、今日(5月17日)の朝日の朝刊を見ていたら、
『日本書誌学を学ぶ人のために』
  廣庭基介・長友千代治 著
  世界思想社 ¥1,900
 という本の広告が出てました。
 こりゃ買わなきゃなあ。

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00158/00164 QZI07024  ありす           RE:Re^2:古書関係雑誌等
( 1)   98/05/18 18:40  00157へのコメント

>OBAさん
 こんにちわ。

> もしかすると、雑誌ではなくて、早稲田かどこかの古本祭の目録か何かだったか
> もしれません。うーん、思い出せない。
 分かりました! 
おっしゃる通り、去年の「'97 早稲田古本祭り」の目録です。
特集は「早稲田古書店街の包装紙」で、読み物の部分の多くを書皮協会員が占拠し
ました。(5人が参加)(^^;

 神保町の古書店の包装紙はよく知られているのですが、ハタと気が付くと、会員
誰も早稲田古書街はほとんど未踏で原稿が書けない・・・ということで、会員がオリ
ジナル包装紙(カバー)を使っている店を取材して歩き、初めて早稲田古書街の
包装紙(カバー)現状が明らかになりました。
かくいう私も1度しか行ったことがなく、「稲光堂書店」のを持っているだけ。
(クラフト紙に稲穂のイラストと、ローマ字の早稲田大学の校歌という、早稲田
らしい素敵な包装紙です。レジ前に「ご自由にお持ち下さい」となってます。)

 古本祭りの目録の編集をされている、「古書現世」さんのところのは、「新聞
番付」と「言論人一覧」でなかなかの大作。他に国文学関係の「渥美書房」のは、
百人一首。今度上京したら、その目録片手に早稲田古書街をゆっくり歩いてみよ
うと楽しみにしているのです。

 実は・・・私も「古書の森の女性たち」の特集の末席を汚しております。(^^;;
(古本屋を利用するものの、平凡な「客」でネタがなくて申し訳ない・・・。せめ
て何か目新しい話を・・・と、韓国の古本屋の話を入れました。)
 でも、このタイトルは・・・??? 「古本屋に入る女性」って、特集ネタになって
しまうんでしょうか?

     ◆◇ありす**QZI07024**◇◆
◆◇書皮友好協会**http://plaza20.mbn.or.jp/~bookcover/◇◆


00159/00164 GHF00401  OYAGI       図書館古本配布いべんと
( 1)   98/05/20 07:07                     コメント数:1

 図書館の古本配布イベント

 ということで、14(木)〜19日(火)までの月曜を除く毎日、近所の区立図書館
 で配布イベントが開催されました。
 配布される本は、この図書館入口横の「本のリサイクル・コーナー」に持ち込まれた
 本を、職員の方が適宜抜いて一年かけて用意した単行本・新書・文庫そして児童書・マ
ンガ
 など、おおよそ5000冊。
 年に一度の開催で、今年で5回目となります。

 本の準備の仕方もユニークなら、配布方法も独特。同様のイベントでは「1人*冊」と
 限る場合がありますが、これだと職員の配置が必要ということで、「特に制限なし」
 「制限なし」だと、「速攻で古本屋に持ち込む」不逞の輩が勢いづきますので、
 不定期に会場へ新しい本を投入し、一般の読書家に配慮と、心にくいばかりです。
 
 小生は、土曜日の朝一に出向き、開館前に入り口で待ちましたが、この企画を楽しみに
し
 ている近所のお父さんたちとその間歓談、神田古本まつりの話まで飛び出し、楽しい待
機
 時間でした。しかし、古ぼけた紙袋を下げた、古本屋速攻組も開館直前に3名ほど現わ
れ、
 列に割り込もうとするので、一喝!。
 しかし、めげない彼らは、開館と同時に入口の隙間から中へ突入、さらにはドタバタと
 会場まで猛然と走り、あさましい限りを尽くします。

 そして当日の成果「蔵書票の美」「早川FT文庫の番号の新しいもの数冊」など10冊
 ほど。と、同時に「自宅から持ち込んだ処分本」をさりげなく本の中へ。
 そのタイミングはもちろん「古本屋速攻組」が会場から出た後です。

 しかし、いかにも「文科学生」と思しき若者が「死霊」の1〜5まで、いとおしそうに
 抱えていたり、お父さんが通勤途上に読む!ということで、両手いっぱいに文庫ミステ
リー
 を抱えたり、ほのぼのとした感じがただよっていました。
 
 そおそお、昭和50年前後の三省堂の「アフロ・ヘアの読書おじさん」の顔をたくさん
 散らした「書皮」付きの本も数冊あり、ちょうどその当時、神田で学生をしていて、
 神田三省堂に日参した小生としては、懐かしいかぎりでした。

 また、来年が楽しみです。


00160/00164 GHF00401  OYAGI       都家歌六師匠
( 1)   98/05/21 07:18

 都家歌六師匠

 ということで、お気に入りの「開運お宝鑑定団−5月19日放送−」を見ていました
 ら、ウオンテッド!コーナーに、都家歌六師匠が出ておられて吃驚しました。

 探求中は三名の明治から大正にかけて活躍した落語家のSPレコード。
 師匠は番組でも紹介されたとおり、我が国有数の落語レコードコレクター。
 その探求レコードは3枚のみ!。感慨迫るものがあります。

 実は小生もSPレコードコレクターの一人で、800枚ほど所有し、落語は100
 枚ほど所持します。ふとしたきっかけで、10年ほど前、師匠が探求している
 レコードが小生のコレクションにあるとを発見し、進呈したことがあります。
 師匠のコレクション、目的は「浅草に落語演芸館を立てて、そのメインに落語
 レコードを展示!」のためでありますから。

 その夢を師匠いきつけのお寿司やさんでとくとくと話される姿が彷彿と思い出され
 ました。(この店、故中井英夫氏いきつけの店で、氏の著作が一角に展示されて
 いました。。)

 それから10年、師匠、後三枚までに、こぎつけたんですね。。もう一息。

 

00161/00164 QZI07024  ありす           古本屋さん巡り記
( 1)   98/05/21 10:19

 私も最近古本屋さんをよく回ったので、感想などを書いてみます。

【静岡市】
 静岡市内には、町中にも郊外にも、けっこう古本屋さんがあって、町中では、
浅間神社商店街という所に、4軒集まっています。
・「あべの古書店」
 古い絵はがきをココでたくさん買った。朝鮮のも先日1枚GET。文庫もよ
く整理して並べてあって、見やすい。最近、本以外の古いモノ(雑誌付録など)
が増えた。
・「するが書房」
 ここのご主人はコワイ。観察されている視線を感じるのだ。でも必要に迫ら
れて時々文庫本を買っていたけど、先日はご主人が真ん中の通路に座っていた
ので仕方なく横の通路に入って本を見ていたら、突然「あーーー落ちる落ちる」
を言われた。「えっ?」と言ったら、私の背負っていたリュック(登山用では
なくてファッションリュック)が後ろの本の山に触って崩すから、店内に入る
時はリュックは手に持つように、ということだった。そういうことどこにも書
いてないし、本の山まで距離があって触ってはいなかったのに・・・。
すぐに店を出た。
 前々から古本屋は他の商売と違って、店主が神様の店だとは思っていたけど、
そういう主張はちゃんと紙に書いて貼ってくれればいいのにと思う。

 私は肩こりがひどいので、整体の先生からリュックを勧められ、以来何年も
愛用しています。やっぱりリュックを背負って古本屋はだめでしょうかねぇ・・・。

【岡山市】
 岡山城に行こうと路面電車に乗ったところ、降り間違えて1つ先の「県庁通り」
で降りてしまい、県庁に向かって歩いていたところ、古本で崩れそうな店構え
の「民衆文庫」という古本屋がありました。雨が降っていたし、急いでいたし
で、普通なら入らないのに、なんとなく素朴な看板に惹かれて、入ってしまい
ました。
 意外にも先客が2人。店の右半分が文庫で、ほとんどぼろぼろの古いモノば
かり。何だか汚いなぁと思ったのですが、よく見ると20年位前の、絶版本ば
かり! 見覚えのある背表紙ばかりで、何だか当時の新刊書店にタイムスリップ
したような感じがしてきて、楽しくなってしまいました。
(旺文社文庫もたくさんありました。)
 そこで破れた表紙をテープで止めた状態の「星と祭」井上靖(角川文庫)を
見つけ、(まさか私の蔵書のが行方不明とはその時は知らず)その後大津の
友人宅に向かう予定だったので、友人にあげようとその本を買いました。値段
は、80円!! その店の本は、皆100円前後なんです。
 大抵古本屋のご主人は、店の奥にしかめっ面をそれとなく客を観察している
ものですが、ココは店の真ん中で本に囲まれた空間にいるので、後ろ姿も見え
てしまいます。それで何をしているのか、しばし眺めていたら、辞書の表紙の
汚れを取ったり、糊で貼り付けたりと、丁寧に修理をしていました。
 急いでいたのに立ち去り難く、反対側の単行本の方にも回って1冊購入。
私が単行本を差し出すと、「へぇ、この本ねぇ」などと話しかけてきて、表紙
がホコリで汚れているからとアルコールで拭いてくれました。
何だか一種独特の雰囲気の「古本屋のご主人」とは違って、フツーの店のご主
人っていう感じで、それがとっても新鮮でした。時間があったらもっと話をし
てみたかったです。
 岡山に行かれた折りには、一度立ち寄られてみてください。

     ◆◇ありす**QZI07024**◇◆
◆◇書皮協**http://plaza20.mbn.or.jp/~bookcover/◇◆


00162/00164 QZI07024  ありす           RE:図書館古本配布いべんと
( 1)   98/05/22 13:11  00159へのコメント

>OYAGIさん
 こんにちわ。
図書館の古本配布、そういうことがあることは知っていましたが、どんな様子か
全く知らなかったので、書き込みを面白く読ませていただきました。

> そして当日の成果「蔵書票の美」「早川FT文庫の番号の新しいもの数冊」
>など10冊ほど。
 蔵書票の本ですか。いい本をGETされましたねぇ。

> そおそお、昭和50年前後の三省堂の「アフロ・ヘアの読書おじさん」の顔
>をたくさん散らした「書皮」付きの本も数冊あり、ちょうどその当時、神田で
>学生をしていて、神田三省堂に日参した小生としては、懐かしいかぎりでした。
 以前の三省堂の書皮ですね。それ、私も好きです。それ以前の校章のデザイン
のを懐かしがる年配の方も多いようですが、紙モノの常で捨てられてしまって
ほとんど持っている人がいません。(私も持っていません。)

 そういえば、私も葛飾区立の図書館で「ご自由に・・・」の棚で、見知らぬ書皮
が掛けられたままの本を見つけ、こっそり書皮だけはがして持ってきたことが
あります。その書皮、今は使われなくなっています。

     ◆◇ありす**QZI07024**◇◆
◆◇書皮友好協会**http://plaza20.mbn.or.jp/~bookcover/◇◆


00163/00164 GHF00401  OYAGI       図書館の本リサイクル・イベント
( 1)   98/05/23 08:05

>図書館の本のリサイクル・イベント

 地域の図書館のものを紹介しましたが、これは今年で5回目で小生の住む、世田谷
 では最古参のものです。

 しかし、最大規模のものが「世田谷中央図書館」のものです。これは、ちと新しく 
 平成7年夏に第一回目が開催され、年平均3〜4回開催で、10回以上は開催 
 されているでしょうか。

 こちらは、初回の年を見て、お気づきかもしれませんが「阪神大震災」被災者支援
 を目的として、イベントに賛同した市民の寄蔵本ならびに区内各図書館に寄贈された
 ものの書棚には収蔵されなかった本など、約2万冊を土・日の二日間で配布する企画
 でした。被災者支援ということで単行本は100〜200円、文庫・新書は5〜50
 円でチャリティされ、300万ほど売り上げて義援金として被災地へ送られました。
 売り子さんは区内で活動する「親子読書サークル」のメンバーがあたったようです。

 そして2回目以降は、このサークルの活動資金捻出のために衣替えして、同一内容
 で、定期的に開催されました。

 ◯慶応大学医学部創設100周年記念に刊行された「福沢愉吉所蔵 英華字典」
  の復刻本。当時の武見同窓会長献呈文挟み込み
 ◯日本古典文学会版 江戸時代黄表紙・赤表紙本 数冊 秩入極美

 といった貴重本や、東洋文庫(平凡社)の江戸期随筆シリーズ数種揃い
 など毎回、格安で入手し狂気乱舞でありました。

 が、図書館行政分野での責任を持つ方が変わり、「公共建築物内で販売はならん!」
 という一言で、昨年から取り止めになってしまいました。

 開催の度に顔を会わせる売り子さんたちが「在日外国人の方に日本語教室を開講で
 きました」「子供向けに新しい本をたくさん買えました」と、お聞きしていたのに。

 現在は「一人10冊無料配布」という企画で実施されていますが、早いもの勝ちと
 いうことで10時半のスタートよりはるか早く9時にはでき始める行列の整理。
 混乱回避のため、30分刻みで会場へ入れるための整理券配布。入り口・出口での
 確認。開催中の案内。などなど、区職員が2日にわたり10人は駆り出されていて
 しかも行列先端には「例の人々」とても空しさだけがつのるものに変質してしまい
 ました。
 
 その第一回の会場では「売り子」さんたちが、ご支援ありがとうございました。。
 とビラを配っておられ、胸を打つものがありました。

 地域での読書活動を、区役所の図書館行政の中核である中央館が支援する!という
 理想的なイベントでしたのに・・。


00166/00166 GHF00401  OYAGI       先週の土曜日
( 1)   98/05/27 08:19

 先週の土曜日、
 は、五反田古書展を朝一にのぞいてみました。
 到着したのは、9時。少し早いかな?と、思っていましたが、(1F駐車スペース
 に設置の平台OPENが9時半、2階の本会場OPENが10時ですから・・)

 しかし平台前の平台は(ん〜、芸が細かい)ドカドカ100〜200円本が投入
 まっさかりで、そしてすでに10人位の人が「背どり」の真っ盛り、小生もその
 中に加わり、
 ◯子母澤寛選集のうち、「からす組」の巻1冊
 ◯ペンギンの島 A.フランス 大正末 春陽堂刊

 を各200円で購入しました。前者は北上する「官」軍に対抗するため、仙台藩士が
 組織した遊撃隊の歴史小説、後者はペンギンの支配する島の「実録」にかこつけた、
 当時の社会に対する風刺小説(と何よりも、巻末の当時刊行していたフランス小説
 リストが圧観)と、まあまあの収穫です。
 他にも、雑誌奇想天外が大量に平積み、ポプラ社刊の30年代乱歩全集がたくさん
 とか、古書展均一平台ならではの出品が目につきました。

 そして、本平台「ん、何もない」さらには本会場(待っている間、先日のリサイクル
 イベントで入手の本を読む。つけても古書展会場の待ち時間に本を読む人皆無の不思
 議さよ)と、ここでも成果は皆無。

 そして引き続き、地下鉄で神保町へ。
 ◯東京堂書店「サイン本コーナー」で、岩波新書の永六輔最新本のサイン入り
 ◯日本特価書籍「山猫の遺言 晶文社刊」を美麗箱入本をゾッキ価格の半額
 それぞれ入手。後者はお気に入りの長谷川四郎氏の全集刊行後の文章集大成本。

 ということで、永本から順に読破しつつある、今日この頃ではあります。

>リサイクル情報
 散人さん、行政のリサイクル情報ですから、広報誌やポスターで周知されます。
 それを見て近郊の市区町村の方が来場するのも一般的です。「大イベント」は、
 極力UPするように心掛けます。
 それと7〜8月のOFF。事前に日程がわかれば調整可能です。是非ご上京の
 日時UPしてください。


00167/00169 CXK02012  クレイン         非売本です。
( 1)   98/05/29 17:32

◎100円買い「薔薇の鬼ごっこ」河出書房新社を湯船につかって、うとうと。これ
「ゴーマニズム宣言」の小林よしのり氏アシスタント兼秘書してた才女、末永直海の小
説です。あとがき「どうしょうもない女っている。・・・」って書出してる小林よしの
り氏、けっこう手厳しいわりには「けなげなさわやかさ」なんて呟く。カバーの写真は
「ゴーマニズム宣言」のピャポーちゃんの自画像とようく似てるわぃ。読後感はという
と、なんか内田春菊エッセイのスナック勤務と半村良「新宿馬鹿物語」のしっとり水商
売エピソードが懐かしい楽屋裏話し。ノンフィクションらしいですね。そういえば、近
巻「新ゴーマニズム宣言」パラパラしてないなぁ。BOOK OFF半額かな。

◎BOOK OFF100円買い、井上靖「孔子」をパラパラ。なるほど、これ、孔子
亡きあとの孔子伝説創成過程の再現をはかったもの。雑誌連載もののせいで、各章ごと
にダブル、ちょうど、民放のコマーシャルをはさんだ、同内容の重複描写も、あえて作
者の意図したもでしょうか。なにしろ書上げる原稿といっしょに卓上に据えた、取材記
録他、蒐集した資料ばかりが、妙に文章の間々に透けてみえる作品であります。読みな
がら小生、この作品の雰囲気から再三、キリスト伝説創生期に思いを移したものです。

◎古本市場100円買い、中央公論全集版・水上勉「雁の寺」をパラパラ。かって文庫
にて既読。やはり、面白し!。巻末あとがきに「雁の寺」完4連作についての著者真言
あります。直木賞の「雁の寺」は現状の完全犯罪完遂に至る結末の他にも複数熟考され
ていたんですね。再読して、なっとく。結章直前までの純文学的な筋書進行が、編集者
に追い立てられて仕上げた推理小説的結末のため、いわば強引な締めくくり。というよ
り、あれ以外だなぁ、あそこの場面、実はそうだったの〜ぉ、つて感じです。そういえ
ば犯行動機叙述のつじつまとはいえ唐突な変転と展開がいくつかある。そこで小生、あ
れこれ4種ばかり、異なった結末を思いついてしまいました。この「雁の寺」という名
作、トリック優先の推理小説家なら、ここから名探偵の登場してのドンデン返し。才知
をふるつて意外な犯人と動機を用意して読者を驚かすことになりそうです。もっとも、
「雁の寺」「雁の村」「雁の森」「雁の死」と連作され4部作『雁の寺』があるわけで
すから、邪推不用です。ところで「雁の死」ですが、もうちょっと如何にかならなかっ
たのかなぁ〜。それにしても水上氏の「雁の寺」での優柔な筆力、凄いなぁ。

◎昨日、通りかかりにDORAMA武蔵村山店とBOOK OFF武蔵村山店、両店に
て定価なし非売本を購入。

 BOOK OFF100円では「最悪の接触」筒井康隆、新潮社、1984年刊。
薄手の外装包には横長B4・サイズ・原稿用紙箋・青インク自筆稿50枚です。これ外
装デザインからして「筒井康隆全集」発売時のキャンペーン景品でしょうか。

 開店当初にはあったのに単行本100円コーナーのなくなったDORAMAでは単行
本、オール定価の半額ですが、まえからあった「角川書店と私」非売品をレジにまで。
「これ無料で配られたものですから定価ありませんけど、いくらですか」
しばらく先輩と相談した女店員「500円です」の返事。
そういえば、先日にも棚前にいた男子店員の返事は「500円くらいになっちゃいます
よ」でしたから、判断に困る茶色っぽい○銭、○円本なんかの本も500円にしちゃう
内規があるのかもしれません。

 上記「角川書店と私」角川書店、H7年刊をパラパラしますと、当HPにて紹介すみの
《角》の字《ク+用》の表示、巻頭に50ページもあるグラビアのあちこちに目につき
ました。
  紹介内容は以下でしたが

     角川文庫も見付けました。昭和25年,3,1/No508「風流艶魔傳・他五篇」幸田
     露伴,160円。現在の文庫サイズA6版ではないB6版サイズです。何故か表紙のタ
     イトルの上《角川文庫》の<角>の字ですが中心線が〔ク+用〕です。背、
     内表紙、奥付は普通の<角>の字ですから、変な気もします。

雑誌「四季」昭和21年は角
雑誌「表現」昭和23年はク+用
だったりしてますから
どうも当時は両方とも使用してたようです。

記録1「角川源義 時々のことば」によりますと明治時代発禁でもあった、「風流艶魔傳
」角川書店版は当時15000部も印刷して、戻り7000部だったようです。随分売れ
たんですね。


00169/00169 GHF00401  OYAGI       自由ケ丘文生堂
( 1)   98/05/31 07:21

 自由ケ丘 文生堂書店

 は、ご当地では老舗の古書店です。駅そばに本店(店前に平台3、斜台3の堂々の
 店構え)道をはさんで反対側に2号店(新古書・文庫・コミック中心)そして、
 少し離れたところに3号店、こちらは絶版文庫(旺文社・サンリオ・講談少倶文庫
 などは特にたくさん)ミステリー古書(戦前ものもたくさん)と、通好み。

 そして、奇麗本定価半額値つけの2号店、きっちり古書店価格でスキのない1.3
 号店と、ほかには孤高の古書店「東京書房」、隣駅に有名なれども店は一坪の「な
 ないろ文庫ふしき堂」だけということで、まさに敵なし状態です。
 
 んまた、五反田古書展にも出展常連組の一つで、バラエティーに富んだ内容で棚を
 埋めています。そして「三店舗での集本能力」のパワーせいか、回転のよさを目指し
 どかどかと「赤札」値付け本にして、ここで販売するようです。ということで、
 「購入」では、ずいぶんおせわになっています。

 と、自宅書棚処理本のうち、困っていたものが2山ありました。

 ◯雑誌 幻影城No2〜11(昭和50年代初めに数年間刊行されたミステリー専門
     雑誌。編集長の島崎氏は我が国有数のこのジャンルのコレクターの一人。
     月刊で出ていたほか、作者別の別冊も刊行していたが、やがて倒産・廃刊。
     とあるバザー会場で創刊号からの11冊そろいで*百円で入手・読破。
 ◯サンリオ文庫15冊 これも古書店の棚から1冊百〜二百円で入手して読破してき
     たもの、5年でこの数に。。

 いずれも、古書店ではそれぞれマニア向けに強気の価格設定で売られる本ですから、
 通常の持ち込みで「ん〜最近は売れないから両方で2千円!」というのもイヤという
 ことで、例の処分目録に「幻影城 10冊揃3千円」「サンリオ 15冊4千円」と
 掲載したのです。しかし、2号引き続きの掲載で、都合50名ほどが読まれたのに、
 反応なし。
 ということで、処分に苦慮していたのです。そして「文生堂3号店!」と思い立ち、
 昨日、持ち込みしてみました。たぶん、修業中の常勤店員3号店長(20代中盤か)
 が、丹念に1冊1冊確認し、そして「*千円」。処分目録の合計額に、×千円+で
 あります。

 読破した後は、蚤の市&処分目録、売れ残りは「面白本→江口書店」「通常本→
 BOOKOFF」「絶版文庫・ミステリー→3号店」と、体制が固まったなと、
 感慨にふける今日このごろではあります。



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