この手のもので、まず誰もが思い浮かべるものの中には、 アムステルダムの「飾り窓」(Red Light Zone)と呼ばれる地帯がありますが、 ここは、アムステルダム中央駅(CS)からも近く、 ダム広場〜ニューマルクト広場方面の運河沿いを行けばすぐに見つかります。 完全に公認されているのか、単に黙認されているだけなのかは知りませんが、 昼間から堂々と営業を行い、パトロールの警官も巡回していますので、 以前に比べれば物騒な雰囲気はありません。 営業形態としては、ガラス張りのショーウィンドウが各店にあり、 そこに下着姿の女性がいて、ひたすら客を待っているだけですが、 年齢は20〜30歳前後が多く、人種的には白人・黒人と様々ですが、 どういう訳かアジア系は見かけなかったように思います。 白人にはラテン系が多く、おそらく出稼ぎの人なのでしょうが、 外国人労働者(Gast Arbeiter)の職業として、売春もほぼ公認されているのかもしれません。 値段の方は、ショートで一回50ギルダー(3000円強)とのこと。 真偽を確かめた訳ではありませんので念のため。
この手の裏町は、ドイツの小都市でも幾度となく見かけましたが、 規模といい、賑わいといい おそらくこのアムステルダムの飾り窓は、西欧一だと思われます。 これらを見ると、昔の遊郭さながらの大阪○成区の○○新地を思い出しますが、 どこか、さびれた大阪の方が風情があるように思いました。 そういえば、タイペイの華西街も、かなりの賑わいを見せていましたが、 こちらは大阪の情緒に近いものがあります。 やはり文化が近い分だけ、感じるものも似ているのかもしれませんが、 それはともかく、アムステルダムでは、 「にいちゃん、にいちゃん、ちょっと寄ってって」と呼ばれることもありませので、 安心して見物できます。
台湾にはこうした遊郭の他、 散髪屋が独特のシステムを持っているようで、 市内のあちこちに派手な看板を掲げていますし、 一般の宿屋でも、女性を紹介することを副業にしている傾向もあり、 日本人を見ると、「一万円でどうですか?」とくるようです。 台湾人には台湾人相手の相場があり、華僑には華僑の、 欧米人には欧米人用の相場があるとのとで、 日本人はその中間で、そんなに評判は悪くないようです。 旅社クラスのホテルでも、フロントから誘われることもあれば、 やり手婆が女の子を連れてきたりもします。 また、韓国もこの手のものは盛んですし、「飾り窓」地帯もあちこちにあり、 街をぶらついていますと、何度かそのような地区を見かけましたが、 あちらから軽く声をかけてくる程度です。 おそらく、儒教道徳からみても好ましいものではないのでしょうが、 現代の日本社会に影響を与えているキリスト教的な罪悪感とは無縁なようです。
さらに、アジアで言えば、タイの風俗産業も有名ですが、 ゴーゴーバーと称されるものや、日本風のカラオケスナック、 マッサージ、風呂屋、専門の置屋と、実に様々ものが非常にたくさんあるようです。 なかでも一番目に付くのは、バンコクのパッポン通りかと思われますが、 ここらにあるゴーゴーバーは、通りからも店の中がのぞけますし、 どさくさにまぎれて店に入り、何も飲まず、何も「買わ」なければ、 一銭も払わず、そのまま店を出ても、怖い兄ちゃんが出てくる心配もありません。 システム的には、その場で酒類を飲んで鑑賞したり、交渉したりして、 まとまれば、指名をして、店外へ……とのことです。 この手の店は、欧米人の客が多く、明朗会計と定評があります。 とはいえ、路上の客引きには注意が必要であるというのは例外ではありませんし、 アルコール類を出す店は、値段をよく確かめないと、ぼったくられる可能性が高いのも言うまでもありません。 あちらでも、タクシーの運転手が、客引きを兼ねていることも多く、 ちょっとしてコミッションは取られても、身ぐるみ剥がされるようなぼったくりに遭う危険は少ないようです。 この他の詳細は、単なる見物人である私には、とうてい紹介することはできませんので、 このへんを示すにとどめておきます。 このように欧米の影響を受けたものもあれば、日本の影響を受けたものもあり、 タイ独自に発展したもの、太古からの単純なそのものと様々なようです。
日本では、かつて東南アジアへの買春ツアーが問題になっていましたが、 タイでは、何よりもタイ人自身が売買春にかかわり、 娘や息子を売るのもタイ人であれば、 買うのもタイ人であり、多くの場合は、暴力的、恫喝的な強制があるのではなく、 あくまでも、家族の意思が尊重される文化的な背景があるようです。 また、西洋社会では重大な背徳行為とされ、宗教的、社会的、 場合によっては法的にも糾弾されるペドフィル(児童売春)や同性愛(少年売春など)が、 案外寛容であったためか、それを求めて、現在でも相当数の欧米人が押し寄せてきているのも特筆すべきことかしれません。 ただし、詳しい年齢は忘れましたが、タイでは成人の売春に寛容でも、 子どもに関するものでは取り締まりを強化しており、 懲役刑になる外国人も急増中とのことです。 聞くところによれば、成人女性の売春だと、日本円にして、 一回数百円から数千円、中には数万円という場合もあるとのことですが、 10歳前の処女の女の子だと10万円以上とのこと、 そして、年齢や容姿、男性経験に応じて値段が下がっていくとのことで、 洋の東西を問わず、何ともマニアのこだわりというか執念のすごさには驚かされます。 このような子どもの場合、本人の意思と言うよりも、 ほとんど、家族の都合なのでしょうから、何とも割り切れない気もしますが、 それにもかかわらず、いくら大金をはたこうが、また罪になるのも覚悟の上で、 子どもにこだわるというマニアの執念にも、どこか関心が向きます。 10万円と言えば、ある種の日本人にははした金でも、 この手の欧米人にとってはそれなりの金額であることが多いようですし、 わざわざこれだけのために、タイまで来る人もいるようです。 女性が好きならば、別に子どもにこだわる必要もないでしょうし、 子供が好きだというのなら、無理強いすることもないだろうにと思ってしまいますが、 マニアの人にはマニアの人のこだわりもあるようで、 ほんとうに、人間というこの存在者はいったい何物だろうかという気がしないでもありません。
そうした中には、日本人が問題になることもあるようですが、 オーストラリア人や欧米人、アラブ人が問題になることが多いようです。 エイズ問題もさることながら、このようなペドフィルの他、 カタログによる結婚制度などにも批判の目が向けられることが多くなりつつあるようで、 問題は売春行為そのものではなく、それに付随する問題、 例えば、衛生面の問題であったり、本人の意思に関わりなく、 家族の都合で「売られたり」、半強制的に労働に従事させられるということなのかもしれません。 歴史的に見て、そもそもタイでも、売春はそうとう昔から存在していたもので、 日銭を稼ぐためのもっとも手っ取り早い職業として、公認されてきた文化があります。 現代社会には、お金をえるために、工場で何かを作ったり、会社で事務を行ったりと、 様々な職業がありますが、ある人はものを作り、ある人はサービスを行う。 そのサービス業の中にも、事務員もいれば、営業マンもいるし、商店の店員や、食堂のウェイトレス、 教師もいれば、医者や看護婦、警察官もいる……。それぞれ、サービスを売って、その生業としていますが、 売春も職業の選択肢の一つとして、社会通念上認められる文化的な背景があるようです。 一夫一婦制の家族制度は、西欧近代文明が表層的に考え出したシステムに過ぎませんし、 そのようなシステムを守るための性道徳など、キリスト教的な宗教観を背景にしたものであったり、 また、社会システムの都合上の約束事に過ぎず、なんら普遍妥当的なものでもないのです。
環境問題で取り組みの遅れるイギリスでは、ポルノについての規制が厳しいのですが、 例えば、日本の夕刊紙に当たるタブロイド新聞も、女性のヌードを掲載するときは、乳頭に☆印を張るなど、 修正を施しますし、アダルト系図書は一般の図書とは厳格に区別して売られ、無修正画像も表向きはありません。 それに対して、オランダには、無修正の雑誌やビデオ、CD-ROMなどが溢れんばかりにならんでいます。 アムステルダムにおいても、「飾り窓」近辺だけでなく、市内あちこちにその手の店はあり、にぎわっています。 その手の本屋には、日本関係の雑誌の海賊版やCD-ROMも売っていたりもしますが、 修正済みのものもあれば、無修正のものもあり、あちらのマニアの定評も高いようです。 かつて、ロンドンの日系書店では、本を買いに来るイギリス人の半数以上は、その手のマニアか、アニメマニアとのことでしたが、 ただ見せるだけ、入れるだけで満足している西洋のものとは違って、 日本のその手の雑誌は、たとえ修正が施してあっても、 それ以上の隠微な雰囲気を醸し出しているとして定評があるようです。
このことは、オランダのストリップと、日本のものを比べてもみても明かです。 例えば、「飾り窓」界隈には、色々劇場がありますが、 Casa Rossoという店が、 入場料がドリンクなしだと50ギルダー(3000円強)とのことでしたので入ってみることにしました。 もらったチケットには、ホームページのアドレスも書いてありましたので、 リンクしておきましたが、店の案内ではないようです。 店内は、男女様々な客で賑わっていますが、 観光客が多いため、客の入れ替わりが激しくて、 あまりいい雰囲気とは言えません。 観客参加のものもあり、おもちゃを挿入するものや、 ソフトSMタッチで軽く鞭をふるものなどがありましたが、 あっけらかんとした雰囲気で、日本のような隠微な雰囲気はしませんし、 男優との絡み(いわゆる本番)も、挿入して大げさに腰を振って、ハイおしまいという極めて即物的なものでした。 女性の観客が参加するものもあり、完全に断る人もいれば、 「キャーキャー」と騒ぎながら、嬉しそうにやる人、恥ずかしがっている人もいて、 こういう反応は見ていてなかなか面白いと思いました。 内容を具体的に言えば、観客の女性が男根を突き立てた男優を水鉄砲で打つというたわいもないもので、 最後は、その男優が、女性客が持っていた飲み物のコップを奪って、 そこに男根を入れて、腰をしばらく振って、お開きなるという、これまたどうしようもないものでした。 もっとも、劇場の数は多いですし、出し物も変更されますので、これはほんの一例に過ぎません。
日本の劇場では、見せることが中心のところであっても、 以上のようなことを参加型の要素を取り入れていたり、 ポラロイド写真を撮らせたりすることがあるようですが、 それでも独特の何とも隠微な雰囲気があるようです。 同じく見せると言っても、当局の検閲や弾圧が厳しく、 しかも日常の性道徳の抑圧が強い日本の場合は、 日頃の欲求不満のためか、客の関心が局部を見ることに集中しているようにも思われます。 また、○番系劇場(関東近辺)では、 観客を舞台に上げて、男優の代わりをさせるところもあるようですが、 やることは同じでも、素人の男優であるがゆえに、場末の生活感もあり、 何とも隠微な雰囲気が醸し出されているように思います。 オランダでは入れることに意味があるようですが、 日本では最後(射○)まで行って、参加者も見物人も満足するようです。 関東近辺では、パキスタン人の客が多くなっているそうですが、 それでも、日本の劇場の方が断然に一見の価値があるように思います。 このことは、見せ物としての洗練化は、ある意味では本質を隠蔽するものであり、 「秘め事」としての隠微さ、非道徳性にこそ、人間の原点に近いものがあるように思われます。
特筆すべきは、単にマリファナ、ハッシッシと言って売っているのではなく、 産地や品種がメニューに記載され、その種類が選べるようになっていることです。 マニアにとっては、これらによって様々な微妙な味わいがあるとのことですが、 私のような素人には何が何やらわかりません。 オランダ人は、概して親切な人が多く、英語も堪能ですので、 何でも気さくに教えてくれます。 吸引用のパイプは街中で売っていますし、 コーヒーショップでも言えば貸してもらえますが、 いろいろ試してみたいと言えば、紙巻きタバコ状にしたものを売ってくれます。 一本、マリファナ、ハッシッシともに5ギルダーから8ギルダー程度です。
店の雰囲気は、ロック音楽をがんがんと鳴らしているところもあれば、 インドの行者風の物静かなところ、観光客が多いところもあれば、地元民で賑わっているところなど、実に様々です。 店内では、自由にハッシッシを楽しんだり、クッキーを食べたり、紅茶を飲むこともできますが、 ハードドラッグ類は禁止とのこと。とは言え、店員の目の届かないところで、LSDなどをやっている人もいて、結構色々あるように思いました。 公認なのか、黙認なのか、とりあえずは、行政の鑑札を掲げて営業していますので、 極めて安全だと思います。 ただ、アムステルダムとて、他都市と同様で、路上での売人も多く、こちらはかなり怪しい雰囲気です。 かつて(1987年頃)、アムステルダムを訪れましたが、 当時は相当数の怪しい客引きや正体不明の浮浪人が街をぶらぶらしており、 あちこちから「ハッシッシ、ハッシッシ」という声がかかったりしたように思います。 おそらく当時はまだソフトドラッグも非合法で、その後のコーヒーショップの公認化と普及にともない、 怪しい客引きや売人の姿はめっきり減少し、治安は徐々に回復しつつあるようです。 そういえば、当時のバルセロナでも、街中から「ハッシッシ、ハッシッシ」と声がかかり、 これがこの地方の挨拶なのかと思ったぐらいでした。
この他、ハッシッシと言えば、何といってもインドとネパールを忘れることが出来ませんが、 現在は一部のインドの州を除いて非合法化されています。 とは言え、インドやネパールでは、 ヒンズー教と結びついて、伝統的にハッシッシ文化が形成されていましたし、 現在でも、その名残をあちこちに見ることが出来ます。 例えば、ヒンズー教の行者(サドゥー)などは、今でも街角で公然とハッシッシを吸っていますし、 一般の家庭においても、宗教や祝祭儀式では用いるとのことです。 そういったことから、我々旅行者も気軽に接することが出来ますが、 公には禁止されていることであり、特に外国人は闇の売人によってカモにされる危険があります。 この手の話は、インドのみならず、タイでもよく耳にしますが、 もともと売人は警官とぐるで、警察に捕まり、要求れた賄賂(保釈金ではない!)が払えないと、 有罪にされ、場合によっては執行猶予なしの懲役刑になることもあるようです。 賄賂好きのインドのことですので、あながちありえないことではありませんので、 十分に相手をよく見極める必要があるようです。 とはいえ、現在のところ、マレーシアのように死刑になることはありえませんが、 普通の賄賂と違って、相当高額をふっかけられる可能性もあるとのことです。 また、パキスタンやイランなどのイスラム圏でも、ハッシッシは大目に見られているように思われますが、 上記のような危険の可能性も皆無ではありません。 イスラム圏の国々の場合も、アルコールを飲むことは重大な罪でも(宗教上の罪であり、法律上の罪でもある)、 ハッシッシは欧米諸国の要請にもとづいて禁止されているのに過ぎず、 本来的には土着の文化に根ざしたものであるようです。
オランダでは、大麻の種子を購入して帰るという日本人もたくさんいましたが、 種子の方は、数粒でも、一万円近くしたという話を聞きました。 もっとも、インド産の種子などは安いそうですが、 温帯地方の気候に適し、室内でも栽培できるようにと、 オランダの誇るバイオテクノロジーで品種改良したものが高価なのだそうです。 私は法律に詳しくないので何とも言えませんが、 彼らによれば、ハッシッシやマリファナを日本国内に持ち込むのは違法でも、 種子ならば問題ないとのことでした。(真偽は不明。ただし、実際問題として、大麻の種子は、調味料や小鳥の餌として、 発芽しないように加熱したもののは輸入されていますし、ごくまれに発芽することもあるそうです) また、栽培そのものも違法ではないそうですが(これも真偽は不明)、 吸引用に葉っぱを保存したりしているところを警察に踏み込まれると逮捕され、有罪になるそうです。 初犯で十分に悔悛の情をあらわせば執行猶予がつくとのことですが(これも真偽不明)、 オランダでは合法行為でも、日本国内では違法であり、有罪になるといずれにしろ前科がつきますので、 現在の所は、やはりリスクを考えない訳にはいかないようです。
その後、そこまで人が集まっていなくても、 人が用を足していると、たくさんの空きがあるのに、 わざわざ、その横に来て用を足す人がいるのが、気になり出しました。 他の人が用を足している時も、注意していると、 確かにそのようなことをする人が確実にいるのです。 どういう訳か人の真横に来て、のぞき込むようにしていたり、 たくさんの空きがあるにもかかわらず、二人ならんで用を足していて、 なかなか便所から出てくる様子がありません。
こういうことが何度かあり、けったいな人がいるもんだと思っていたのですが、 ある日のこと、とある知り合いの女性と公衆電話を探して、 適当にパブに入ったのですが、電話があるにもかかわらず、 彼女はすぐに出ようといいます。 聞けばここはホモがたまり場にしているパブだというのですが、 ああそうだったのか、いう気がしました。 外から見れば、まったく普通のパブであり、 私にはここがホモのたまり場だとはわかりませんでしたが、 そこにいるのはすべてが男性客ばかりであり、 場違いな侵入者へ注がれた視線を感じたというのです。 時間が早かったためか、何かをやっている様子もなく、 ただ、男ばかりが異常に多かったという印象でした。
イギリスでは、同性愛が長年、法律で禁止されていたとのことですが、 これほど、同性愛の人間が溢れていることを思えば、 どうして、禁止されていたのかがわかる気がしました。 日本は同性愛に寛容な文化だといいますが、 普通に生活している限り、そのような人間が集まっている所に出くわすことはありませんし、 出くわしたとしても、気がつくこともありません。 しかし、ロンドンでは、たった一年にも満たない滞在中に、 かなりの場所で遭遇したのでした。 いわゆる「発展場」というのか、発展的な行為を目撃したことはありませんが、 その発展場へと向かう中継地点というか、 同類の人間が集い、何やらやっているのでしょう。 私が印象に残っているのは、市内の公衆便所では、ハイドパークの近くや、 Acton Town のHigh street、Fichley Central近くなど、 パブは Hammersmithからテームズ河の方へ少し歩いたところだった所などを覚えています。 約10年前のことですので、現在は状況が変わっているかもしれません。
あと、不気味に思ったのは、 テントシティーという、旅行者用のテント村があったのですが、 そこの共同シャワーには囲いがなく、日本の銭湯のように、周りの人がシャワーを浴びている様子が丸見えです。 実は、そこで、それらしい男がたむろしていたときがあり、 何も被害には遭いませんでしたが、何とも不気味な気がしました。 それとは異なり、面白いと思って思わず見とれてしまったのは、 北欧系とおぼしき男性がシャワーを浴びながら、包茎の長細い男根にシャワー突き立たせており、 その隣には、黒人の男性が、やはり勃起させた男根にシャワーを浴びながらじっと不動のままでいたのでした。 いったいどれくらいの時間、彼らがそうしていたのか知りませんし、 その後何かをしたのだろうかと、今でもふと思いだしては、疑問に思っています。
そういえば、数年前のことですが、とある東京のサウナの仮眠室でのこと、 私が寝ているとどうも人の気配を感じるので、起きると真横に男がいて、こちらの様子をうかがっています。 なんか気色悪いので、場所を変わろうと思って、もう一度何かいなと思って見てみると、 とたんに私の股ぐらに手を突っ込んできて、こちらがあっけにとれて「なんやねん!」というと、 「あら、ごめんなさい」と言って、どこかに姿を消していきました。 何とも不気味な男だと思っているのですが、 世の中には色々な趣味の人がいるもので、実に不思議だということなのかもしれません。 とは言え、世の中の片隅で、同じ趣味同士の人間が何をしようが、 私の関知するところではありませんが、 こういうのには、二度と出くわしたくはないものです。