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編集後記


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「『ロビンソン・クルーソー』における倫理と宗教」をアップしました。 昨年、書き上げたもので、先日、論集も発行されたようですので、 ホームページにも転載することにしました。 当方、イギリス思想を専門にしていた訳ではないのですが、 生命倫理など現代倫理学をかじるにつれ、元来のイギリス贔屓が頭をもたげてきた感じです。 これを機に、子供の頃から憧憬を抱いていた『ロビンソン・クルーソー』を熟読し、 何とか論文にまとめることが出来て、それなりに満足しています。 論文と言うよりも、エッセイ風の読み物という感もありますが、 ホームページに転載することを意識して書いた結果かもしれません。 ご感想など、お聞かせ願えればと思っています。

キェルケゴールに関する論文しか掲載していませんでしたので、 「論文紹介のページ」は、「特設ページ」からでもたどれるようにしていましたが、 今回のロビンソン・クルーソーを追加したことによって、 「隠者の森」のコンテンツにしようかと思っています。 論文の趣旨は、「隠者の森」のテーマと直接関係はないのですが、 必ずしも無関係とも言い切れません。

「隠逸日記館 in 蓬莱山荘」では、「Nickey House」というタイトルを付け加え、 「日記猿人」への登録名も、そうすることにしました。 このページは、公開用の日記のトップページにしようと、昨年三月頃に作り始め、 「日記猿人」に参加したのでした。 今のところ、「日記猿人」にだけ登録していますが、 カウンターの数値を見ると、一年たっても297。 ほとんど宣伝効果はなかったようです。 と言うわけで、売れない歌手が芸名を変更することにならって、 ニッキーハウスと改称することにしました。 言わずと知れたつまらない駄洒落で、 ますます、閲覧者が減ってしまうかもしれません。

「ガソリン価格調査のページ」では、地道にデータの更新をやっております。

99/4/21


namaste-netリンク集にて、「考えるための哲学エッセー集」を追加しました。 逆リンクを検索していて、たまたま出会うことが出来たのですが、 類は類を呼ぶというのか、どこか共感できる部分が多いページです。 特に、「隠者の森」へリンクをはって下さった「漂泊の人生に癒しを求めて」は、 私自身の現代社会への違和感と重なる部分もあり、 非常に共感を持って読めるように思いました。  「隠者の森」は、セリーヌ言葉などを追加して、改訂しましたが、 共感よりも、顰蹙を買うことの方が多いようでもあり、 こりずにリンクし続けて頂ければと願っています。

それはともかく、狭義の哲学にとらわれることなく、自分の語り口でもって、 現代社会のあり方、価値観を問うエッセイ、書評などを幅広く書いておられ、 今まで出会わなかったことが悔やまれるページです。 web上には無数に近いページが存在していても、 それぞれをリンクで繋がなければ、砂漠の砂粒のようなものですので、 リンク集作りも大切にしたいものだと、改めて思っています。

99/3/20


「隠者の森/Labyrinth」にて、一部改訂、プレゼントコーナーを設置したりしました。 人によっては、カチンとくる表現があったりするようで、何かと不評のこのページですが、 冗談半分、本気半分で、自嘲の意味も込めて作っていますので、あまり真剣にとらないで下さい。 例えば、「田舎侍」などという語は、永井荷風が好んだ表現でもあり、 滅びゆきつつある旧幕の風情に思いを馳せながら、 威勢の良い新興の政治・経済の担い手を嘲って用いた、 ある意味では、負け犬の遠吠えのようなものであると言えるかと思います。

それはともかく、ダイヤルアップ接続の場合、 オンラインで見てまわるのは、我ながらまったく時間の無駄なような気もしますので、 最後まで閲覧して下さった方のために、 感謝の意を込めまして、プレゼント・コーナーを設置することにしました。 プレゼントといっても、本当に粗品ですが、希望される方は、 当該ページにある「合い言葉」を書いて、メール送信フォームからご連絡下さい。

99/2/13 (2/15)

お知らせ

kyoto-inet(プロバイダー)のメンテナンスのため、

3/10(水) 9:00〜18:00の間、

当ページの閲覧ができなくなります。


「関西ガソリン価格調査のページ」では1月と2月分のデータを公開しました。 寒いので、遠出の機会が減っていて、データが少なくなっています。 それと、「愛書家ホームページ」の編集後記と重複しますが、 当方(散人)の探求書のコーナーを久々に改訂しました。

99/2/11


「社会問題リンク集」にて、 遅くなりましたが、神戸の空港建設の是非を問う住民運動のページを追加しました。 最近、神戸の人と話すことがなく、すっかり忘れていました。 議会での投票条例案否決後も、運動は続いている模様です。

geocitiesのことで思い出したのですが、 あの「奥様便利帳」も、本人がお止めになったのではなく、 geocitiesの検閲係が絡んでいた可能性もあるのかもしれないと思ったりしています。 ちゃんとリンクしていなかったので、あのページを読んでいたという知り合いもなく、 まったく、どうして閉鎖になったのかわからないでいます。 ログも一切残しておらず、メールアドレスも知らないし……。 もし、何かご存じの方がおられましたら、是非教えて下さい。

しばらく放置したままになっていました「隠逸日記館」を全面改定しました。 ページ構成の変更は、一年ぶりです。 と言いましても、従来どおり、 「namaste-netの編集後記」「愛書家ホームページの編集後記」 「極めて私的な近況・雑感」の3本建てとなりそうです。 新年早々削除しましたバックナンバーは、 どこかで復活させたいと思っていますが、 どうなることやら……。

99/2/9


geocities内の開設されていたオウマーの日記のページ(VAJRAYANA真理の探究 in いわき市)が、 閉鎖されていましたが、bekkoameの本体の方は存続していて、ほっとしています。 なんでも、「俺以外みんな不幸になればよい」という一節に、 クレームがつき、閉鎖されたとのこと。 某教団の教祖が、おそらくそう考えていたであろうという意味合いで書いたそうですが、 他人を不愉快にしたり、不快な内容を含むコンテンツは認めないという geocitiesのガイドラインに抵触して、強制的に閲覧できなくなったようです。

geoは、普通のプロバイダーと違って、使用料無料でホームページが開設できる所なので、 一方的に閉鎖されてもやむを得ないと言われれば、それまでですが、 どこか納得のいかないものを感じてしまいます。 他者に重大な危害を加える内容ならいざ知らず、 不愉快だとかいう理由でページが閉鎖されるようなプロバイダーが たくさん出てくるようになれば、 毒にも薬にもならないページばかりが増殖するだけでなく、 インターネットは、本当に「空っぽの空洞」になってしまうかもしれないと危惧するところです。

「社会問題リンク集」では、「ANNOUNCER FETISH WORLD」のTBSへの抗議のページを追加しました。 本来は、女子アナ愛好家の趣味のページですが、画像の二次使用をめぐって、 TBS当局は、一方的にプロバイダーにまで圧力をかけてきたようです。 肖像権の侵害だと言われればそれまででしょうが、 テレビと言えば、常日頃から、犯罪者の顔写真を本人の許可を得て放送している訳でもなく、 街行く通行人の顔を勝手に放送したり、町並みの風景と称して、人の家を無断で撮影したり……。 しかも、テレビ局は営利目的で、個人の肖像権を侵害し放題ですが、 個人が、趣味で開いたホームページに対しては、脅迫まがいの圧力をかけてくるというのでは、 納得のいかないものを感じます。

もっとも、この場合は、圧力をかけてきたのはTBSだけだそうですが、 「酒鬼薔薇」事件の時などは、朝日新聞社が、ホームページの開設者本人を無視して、 いきなりプロバイダーに対して、居丈高に警告を発し、ページを閉鎖に追い込んだそうですので、 こういう事例は多いのかもしれません。 (プロバイダーに圧力をかけ、個人のホームページを閉鎖に追い込んだというのは、 私の聞くところでは、なぜか朝日新聞ばかりです。#いったい何故なのでしょうか?  そして、真偽のほども気になるところです。)  言論の自由をお題目のように唱えながら、自分の気にくわないものがあれば、 マスコミの権威を振りかざして抹殺していこうとする姿には、 本当に失望させられる気がします。

99/2/8


 [Labyrinth 〜隠逸に関する言葉の迷宮〜]にて、構成の変更と、若干の追加。 約一年ぶりの改訂となりました。「世捨て人の世界」と「果てしなき迷宮」。 荷風やら、セリーヌやら、個人や社会のあり方を問う文章を抜粋し、 並び替えてみました。引用ばかりの所もあり、 著作権を侵しているのではという指摘もあるようですが、 分量的に引用部分の方が多かったとしても、 引用を組み合わせることによって、 原作を離れた独自の思想を展開するものであり、 原作とは異なる別個の作品を創作しているのであり、 それによって、原作者・翻訳者・校訂者の業績や売上に悪影響を及ぼす訳でもありませんので、 全く問題はないと考えています。如何がなものでしょうか……。

話は変わりますが、日記のページの構成を変えようと思い立ったものの、今回も放置したままです。 近いうちに復活させたいと思っています。

99/2/1


当分先になるだろうと思っていたクリッカブルマップですが、 あっという間に出来ました。 二年以上前から、そのうちやろうと思って、結局出来ずにいたのですが、 プロバイダーのcgiを利用したものですので、 1時間もかかることではありませんでした。 画像も変更し、これでindex.htmlも気分一新です。

リンク集では、「Political Links!」を追加しました。 以前に何度かみかけたサイトですが、せっかくですのでリンクしておくことにします。 オーソドックスなものからパロディーものまで、政治関連の幅広いリンク集ですが、 制作者は相当屈折した性格をお持ちのようで、独特のユーモアというか、毒舌のページです。

99/1/27


ここのところ、画像の使用を減らしてきていましたが、 久々に背景画像を用いることにしました。 画像ソフトの調子がおかしくなっていたので、 画像関係をいじるのは、二年ぶりくらいです。 我ながら、なかなかきれいな背景画像が出来たように思っています。 ホームページ創設以来、用いてきましたアルプスの画像も変更しました。 index.htmlには、空の画像を切り抜いて、看板を作ってみました。 クリッカブルマップにしようと思っていたのですが、 こちらは当分かかりそうです。 スキャナの方も、買おう買おうと思いつつ、 いまだ購入していませんが、 こちらも当分先になるかもしれません。

リンク集では、小学校から大学にいたるまでの登校拒否体験記を掲載していた 「サボテンだより」が消滅していました。 どこかへ移転したのか、それとも、もうWEB上では公開しなくなったのか……。 予告があったのかもしれませんが、 リンクしてしまうと、そんなにちょくちょくページを覗くわけでもなく、 なんだか、急に消滅してしまったようで、寂しい限りです。 密かに読んでいた「奥様便利帳」という日記のページも知らぬ間になくなっており、 ログを残しておかなかったのが悔やまれます。 パソコン通信にしても、あっけない別れが多くて、 ヴァーチャル世界のはかなさを感じます。

99/1/25


リンク集では、「おたく魂の叫びを聞け!」のページへのリンクを追加しました。 よくわからない部分も多いのですが、いわゆる「現実」の「大人社会」への違和感、 「大人社会」からの「おたく」に対する批判への徹底批判という点で、 多いに共感する部分があるように思えたので、リンクすることにしました。 このページは、切通理作氏への批判にかなりの力点が置かれていますが、 そもそも私はこれらの議論もあまり読んだことがないので、 個人的な批判については何とも言えませんが、 「現実」の「大人」を代表する象徴ととらえれば、非常に筋の通った批判だと思いました。 特に、《なぜ「現実」に戻らねばならないのか?》という問いに答えることなく、 「現実」を絶対視して、「現実」の番犬のような議論ばかりが、 あらゆる分野で溢れており、 そういった上っ面の説教をきちんと批判していきたいものだと思っております。

とはいえ、私は「なにかのマニア」という意味では「おたく」でしょうが、 ここでいう「おたく」からは若干ずれているかもしれません。 例えば、「小さな虫になって、妖精のような少女の足で踏み潰されたい」とは思いませんし、 「『聖なるもの』の中に『自分』を捨ててしまいたい」とも思いませんし、 まぁ、このあたりは、個人的な趣向の問題であって、 「おたく」の条件のようになってしまえば、かなり範囲が狭まってしまうように思えました。 そういう意味からも、例えば、「その1」の論にしても、 「『おたく』向けに創られた架空の美少女」の話に限定されると、 よくわからない話になってしまうのですが、 もっと幅広く、若い女性一般の「自立」やら「成長」やら、社会進出、高学歴化への異常なこだわりの問題と捉えれば、 共感的に読めるように思ったりしました。 と言った感じで、いつもながら、ちゃんとすべてを読まずに、 ページの趣旨とは離れた勝手な解釈かもしれませんが、 異分野ながら、読むべき所が多いページのように思いました。 もっとも、ページの趣旨を汲まずに、 自分の都合がいい幻想を見ただけだという謗りをうけるかもしれませんが……。

それと、新たに「論文紹介」のページを設置しました。 とりあえず、一昨年、修士論文を縮小、改良して、 学内誌に投稿したものをアップしました。 ご笑覧頂ければ幸いです。

98/1/17


明けましておめでとうございます。

昨年は、旅行関係では、『日経netnavi』やエーアイ出版の雑誌に取りあげて頂いたりしたものの、 ほとんどどのページもたいした更新が出来ませんでしたが、今年こそはと思っております。 マニア度の高いページをつくりたいと思う一方で、 あれもこれもと手を広げすぎて、 当初の構想の1/3もまだ完成していませんが、 「旅と隠逸」という原点をもう一度見据えたいと思っております。

荷風やセリーヌ、パラント、 ロバート・パーシグの『禅とオートバイ修理技術』など、 取りあげたい文献が山積しております。 私生活においては、拙いものながら、一昨年はキェルケゴールの『畏れとおののき』、 昨年はダニエル・デフォーの『ロビンソン・クルーソー』でそれぞれ論文を仕上げることが出来ました。 論文の提出先も異なり、第三者から見ると、まったくの無節操に思われるかもしれませんが、 広い意味での「個人主義」というか、現実の集団主義的な社会へのアンチテーゼというか、 まさに、「ここ」ではない「どこか」への旅を志向しているのではないかと思っています。

本年も宜しくお願いします。

己卯 正月一日 散人


※ 以前のものは、[こちら]へ移動しました。

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私のまわりでは世間の人々は忙しそうに見えた。
片やパンのための労働に忙しく、片やとるにたらない不謹慎で空虚な娯楽を浪費していた。
どちらも等しく哀れであった。
……
娯楽にふける人間は、日々悪徳におぼれ、悲しみと後悔の行為を積み重ねていた。
労働に励む人間は、労働に必要な生命力を維持するパンのために、
日々の格闘のうちに自分の力を使い果たし、
日々の悲しみの円環の中に生き、
ただ働くために生き、ただ生きるために働き、
毎日のパンが、うんざりする生活の唯一の目的であり、
うんざりする生活が、日々のパンの唯一の動機となっているかのようであった。

このことは、私の王国であったあの島で過ごした生活を思い起こさせた。
そこでは、より多くの穀物を作ろうと苦しまされることがなかったが、
それは私が必要としなかったからであり、
多くのヤギを飼おうと悩むことがなかったが、
それは多くのヤギが必要でなかったからであり、
お金はカビ臭くなるまで引き出しに放置され、
20年間、人目につかずに放っておかれていた。……
(ダニエル・デフォー『ロビンソン・クルーソー』第U部)

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