格安旅行術


Q:何を持っていくとよいでしょうか?


旅に出て一番面倒に思うのは荷物の重さですが、 それを思うとなるべく荷物を減らすことが、 私の場合も最重要課題となっています。 一般に旅には持っていった方が便利だと言われているものがたくさんありますが、 考えようによっては、持って行かなくてもよいものが多数含まれています。 「捨てきれない荷物の重さ前うしろ」と山頭火の句にもあるように、 荷物はなかなか捨てきれないものです。(←意味が違うともいえますが……(^^;; ) このような観点から、少々不便でも、荷物は軽い方がよいというコンセプトのもとで、 パッキングについて考えてみることにします。

まず、格安旅行を実践する人々を称して、「バックパッカー」と言われるように、 欧米では、バックパック(backpack)をかついで旅することが定盤のようになっていますが、 果たして本当にあのようなものが必要なのかと考えれば、必ずしもそうだとは言えません。 彼らがいったい何を詰めているのか、その詳細をいちいち全部見せてもらったことはありませんが、 その小部分を垣間見る限りでは、 かなりの部分たいして必要でもないものを後生大事に詰め込んでいることが多いように思われます。  →バックパックは必要か?

私の場合、旅を重ねるごとに、どんどん荷物が減ってきて、 今では、小さな手さげかばんか、小さなナップサック一つに収まるだけしか、 荷物を持っていかないことにしています。 その時々の旅に応じて、色々思いついた物を入れていき、 入らなくなると、消去法で持っていかないものを選んでいます。 いったい何を入れるのかは、その時々の気分によることも多いのですが、 とりあえず、今から旅に出ると仮定して、持ち物を考えてみることにします。

まず、貴重品関係では、 首掛け式貴重品袋には、パスポート、T/C、航空券、現金。 胴巻き式貴重品袋には、非常用の現金とT/Cの控え。 そして、財布には、当日使う可能性のある現金とT/Cを入れ、 貴重品はなるべく分散させるようにしています。 ただ、あまり分散させ過ぎると、どこに何を入れたのか忘れてしまうので、 私の場合は、以上の三つと+α(これは秘密です(^^;; )程度です。

かばんの中には、着替え類、洗面用具、メモ帳、ポケットカメラ、ガイドブックのコピー、非常食……、 それぐらいでしょうか……。余程のことがない限り、かばん一つに収まるようにして、その分量を考えています。 どうしても入らない時は、非常食をスーパーでくれるビニール袋に入れて、別に持って歩いています。 かばんの外にビニール袋を持っていると、何か新たに購入したときなど、すぐに入れることが出来ますし、 電車などで席を確保しておくときに、気軽に置いておけるので、なかなか便利です。

さらに詳しく見れば、着替えは、洗濯することを前提にしますので、本当に必要最低限です。 下着、シャツは1組、靴下は乾きにくいので2組、夜寝る時と寒い時の重ね着用にトレーナー。 カッターシャツ1枚。防寒用にジャケットorジャンバーといって程度でしょうか……。 行く場所や季節、他の荷物とのかねあいで、若干変動しますが、必要最低限を心がけています。 ズボンに関しては、一ヶ月程度なら、洗濯せずにそのまま履いていますが、 汚れる場合もありますので、洗濯及び乾燥に不便なGパンはやめ、普通の合繊のものを履いて行きます。 洗濯中は、寝間着用に持って行くトレーナーのズボンを履きますので、替えズボンは持って行きません。 洗面具は、洗濯用も兼ねて大きめの石鹸、タオル二枚、シャンプー、剃刀、歯磨きですが、 あと、爪切りと綿棒、ティッシュペーパーを入れていくこともあります。 タオルは、二枚以上あると、一枚が濡れた時でも、 もう一枚は乾いていますので、枕の代わりに使えます。 本当はバスタオルの方が便利なのですが、最近は荷物軽量化のため、 断腸の思いで、持って行くことを断念しています。

メモ帳や筆記具も持って行きますが、 私の場合、行動の途中途中にメモを書き、当日もしくは数日後に、 そのメモをもとにして、日誌を書いていくという記録方法を採っています。 メモ用紙は、単なる白紙の用紙一枚を小さく折り畳んで、ポケットに入れておき、 いつでも取り出して、メモできるようにしています。

その他では、ライター、ゴム草履も必ず持っていきます。 私はタバコは吸わないのですが、ライターはなかなか便利で、停電した時や暗い所では、 懐中電灯がわりに使用出来ますし、蚊取り線香に火をつけたり、お香を焚くときにも使えます。 ゴム草履は、部屋でくつろぐ時には裸足感覚でいられますし、 外出時もたいして歩き回らない時には履いて行けます。 そうしたことからか、インドやネパールでは、広く人々に愛用されております。 それに、シャワーを浴びる時、裸足だと、どうも気持ちの悪い所でも、 ゴム草履を履いていると、あまり気にならないので、必携品だと思っています。

以上も含めて、簡単なリストを作成しました。

 → 持ち物及び不要品リスト


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* * * 捨てきれない荷物のおもさ まへうしろ (山頭火) * * *
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